高速道路を頻繁に利用するドライバーにとって、ETCカードは必須アイテムです。しかし、発行手数料や年会費はカード会社によって異なり、知らないうちにコストが発生しているケースもあります。この記事では、主要なETCカードの発行手数料や年会費の違いを比較し、よりお得に利用するためのヒントを解説します。
ETCカードの発行手数料とは?
ETCカードを新たに申し込む際に、初回のみかかる手数料のことを発行手数料といいます。発行手数料の相場は以下のとおりです。
- 楽天カード:無料
- 三井住友カード:550円(税込)
- イオンカード:無料
- JCBカード:無料(カード種別による)
楽天カードやイオンカードのように、発行手数料が完全無料のカードもありますが、すべてのカードがそうとは限りません。
ETCカードの年会費はかかる?
ETCカードの維持費として注意すべきなのが年会費です。以下は代表的な年会費の例です。
カード名 | ETC年会費 |
---|---|
楽天カード | 550円(税込)※年1回の利用で無料 |
三井住友カード | 550円(税込)※利用実績で無料 |
イオンカード | 永年無料 |
エポスカード | 永年無料 |
条件付きで無料になるカードもあるため、利用頻度のある方は実質無料で使えることも少なくありません。
ETCカードを選ぶときの注意点
年会費だけでなく、親カード(クレジットカード)側の条件も確認する必要があります。たとえば、ゴールドカードや特典付きカードでは、ETC年会費も完全無料になることが多くあります。
また、発行に数日〜1週間程度の時間がかかるため、旅行や出張の前に余裕をもって申し込みを行うのが望ましいです。
高速道路の割引特典もチェックしよう
ETCカードを使えば、平日朝夕割引や休日割引などの各種優待が受けられます。NEXCO東日本・中日本・西日本が提供する「ETCマイレージサービス」に登録しておくことで、さらなるポイント還元が得られることも。
このように、ETCカードの年会費以上に節約効果が大きくなるため、多少の手数料を気にせず活用する価値があります。
まとめ:コストと特典を天秤にかけた賢いETCカード選びを
ETCカードはカード会社によって発行手数料や年会費に差があるため、自分の利用スタイルに合ったカードを選ぶことが重要です。発行無料・年会費無料のカードも豊富に存在するため、比較検討することで無駄な出費を抑えることができます。
とくに楽天カードやイオンカードなどは初心者にも扱いやすく、ETCカード初心者にとっておすすめです。高速道路をお得に利用する第一歩として、ぜひ自分に最適なETCカードを見つけましょう。
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