ゆうちょ銀行の暗証番号を複数回間違えると口座が一時的にロックされてしまい、ATMやオンラインサービスの利用が制限されることがあります。この記事では、ロック後の対応方法と再登録画面が表示された場合の対処について詳しく解説します。
暗証番号を間違えてロックされるとどうなる?
ゆうちょ銀行では、ATMやゆうちょダイレクトで暗証番号を複数回連続して誤入力するとセキュリティ保護のために利用制限がかかります。主な影響は以下の通りです。
- ATMでの取引が一部またはすべてできなくなる
- ゆうちょダイレクトにログインできなくなる
- インターネットバンキングで振込や残高確認ができない
この状態では、自力でのロック解除はできません。窓口での手続きが必要になります。
窓口での再手続きで何が行われるのか
最寄りのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に行き、本人確認書類と通帳またはキャッシュカードを提示して手続きを行います。主な手続き内容は以下の通りです。
- 暗証番号の初期化または変更
- 本人確認書類の確認(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 再発行に必要な申請書の記入
再設定が完了すると、通常は数日以内にATMやオンラインサービスの利用が可能になります。
口座登録画面が表示される場合の注意点
ロック解除後に「口座登録」画面が表示される場合、それは「ゆうちょダイレクト」や「ゆうちょ通帳アプリ」などオンラインサービスにおいて、初期化された状態に戻っているため再登録が必要になった可能性があります。
この場合は、表示された画面の指示に従って口座番号・記号、氏名、登録電話番号などを入力し、再度サービス登録を行いましょう。
再登録時の注意点と失敗しやすいポイント
再登録にあたって注意すべき点もいくつかあります。
- 登録済みの電話番号や生年月日などが一致していないと認証エラーになります
- 「全角」や「半角」など入力形式の違いでもエラーになることがあります
- アプリでは再登録がうまくいかないことがあるので、PCブラウザでの登録を試すのも一手です
万が一何度やってもうまくいかない場合は、再度窓口に相談するのが確実です。
トラブル防止のためにできること
今後のために以下の対策をしておくと安心です。
- 暗証番号はスマホのパスワード管理アプリなどで安全に保管
- 口座に登録した情報(電話番号・住所など)を常に最新に保つ
- 定期的にログインして状況を確認
一度トラブルを経験しておくと、次回以降の対応がスムーズになります。
まとめ:口座ロックは復旧可能、慌てず対応しよう
ゆうちょ銀行で暗証番号を間違えてロックされても、正しい手続きを踏めば再利用は可能です。口座登録画面が表示された場合も再設定を進めて問題ありません。わからない場合は、早めに窓口に相談するのが安心です。落ち着いて順を追って対応すれば、すぐに元通りの利用ができるようになります。
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