ネット型自動車保険にも自賠責保険はある?仕組みと加入方法をわかりやすく解説

自動車保険

自動車保険を見直す際に、ネット型保険に切り替えることを検討する方も増えてきました。特にコストを抑えられるというメリットに惹かれる一方で、「自賠責保険はネット型でも加入できるの?」「現在の保険との違いは?」といった疑問も多く聞かれます。今回は、ネット型自動車保険と自賠責保険の関係について、具体的な事例や流れとともに解説します。

自賠責保険とは?公道を走る車には必須の保険

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、すべての車やバイクに法律で加入が義務づけられている保険です。事故の被害者に対して最低限の補償を行うもので、主にケガや死亡に対する賠償が対象となります。

自賠責保険なしで公道を走ると「無保険運行」となり罰則の対象になるため、車検時などにも必ず確認される重要な保険です。

ネット型自動車保険にも自賠責保険はある?

結論から言えば、ネット型自動車保険では原則として「自賠責保険」は取り扱っていない場合がほとんどです。ネット型保険会社は主に「任意保険(対人・対物・車両・特約など)」を扱っており、自賠責保険はディーラーや整備工場、郵便局、コンビニなどで別途加入する必要があります。

ただし、バイクや軽自動車など一部のネットサービスでは、自賠責保険のオンライン契約に対応していることもあります(例:ローソンやセブンイレブンの店頭端末、楽天損保など)。

現在JA共済に加入中の場合の切り替えの注意点

JA共済は、任意保険と自賠責保険をセットで取り扱っているため、現在はまとめて契約している可能性が高いです。ネット型に切り替える場合は、任意保険のみネット型に移し、自賠責保険は別途契約する必要があります。

たとえば、車検時にディーラーで「自賠責だけ継続」しておき、任意保険だけをSBI損保やソニー損保などのネット型に変更するといった方法が現実的です。

自賠責保険の加入方法とおすすめの場所

  • ディーラーや整備工場:車検とセットでスムーズに手続きが可能
  • 郵便局:全国どこでも対応、証明書もその場で発行
  • コンビニ(ローソン・セブンイレブン):バイク用の自賠責保険が中心

ネット型保険会社が自賠責を扱っていなくても、これらの方法で簡単に加入・継続ができるので安心です。

実例:ネット型と自賠責を分けて加入したケース

30代の会社員Aさんは、JA共済からネット型保険(SBI損保)に切り替える際、ディーラーで自賠責保険のみを継続。任意保険はネットで年間1万2千円安くなり、保障内容も見直せました。

「自賠責保険を別にする手間はあったけど、長い目で見れば保険料の節約につながった」とのこと。

まとめ:ネット型自動車保険でも自賠責保険の加入は必須。別途加入を忘れずに

ネット型自動車保険に切り替える場合、自賠責保険は基本的に別途加入が必要です。ディーラーや整備工場などで手軽に継続できるので、事前に切れ目なく契約するスケジュールを立てることが重要です。

任意保険の見直しでコストを下げつつ、自賠責保険の加入漏れがないようにしっかり管理しましょう。

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