あとばらいペイディ(Paidy)は手軽に利用できる後払いサービスとして人気ですが、支払いが遅れた場合の信用情報やクレジットカードへの影響については、意外と知られていません。今回は、支払い遅延が信用情報に与える影響や、その結果として起こりうるクレジットカード利用への制限について詳しく解説します。
あとばらいペイディとは?
あとばらいペイディは、クレジットカード不要で翌月払いができる決済サービスです。メールアドレスと電話番号さえあれば利用可能で、コンビニ払いや銀行振込、口座振替など支払い方法も柔軟です。
利便性が高い一方で、支払い遅延には注意が必要です。これは他の信用取引と同様に「信用情報」に記録される可能性があるからです。
ペイディの支払い遅延がもたらすリスク
ペイディの公式情報によると、支払い期日を過ぎると、まずはSMSやメールで督促連絡が届きます。その後、未払いが長引けば、信用情報機関(JICCなど)に遅延情報が登録されることがあります。
この「異動情報(いわゆるブラック情報)」が記録されると、クレジットカードの審査に通らなくなったり、すでに所有しているカードの利用枠が減らされる、最悪の場合は強制解約される可能性もあります。
信用情報に登録されるまでの流れ
- 支払期限を数日過ぎた時点:督促の連絡がくる
- 14日〜30日程度の遅延:簡易的な社内記録が残る可能性
- 60日以上の遅延:信用情報機関へ「異動情報」として正式に登録
特に繰り返し延滞をしている場合は、短期間の遅延でもリスクが高まります。
クレジットカードが使えなくなるケースとは
信用情報に遅延が登録されると、カード会社は定期的に行う利用状況の見直し(途上与信)において、カードの利用停止や利用限度額の減額といった措置を取ることがあります。
また、新たなクレジットカードの申し込みや住宅ローンの審査にも大きく響くため、生活全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
一度だけの遅延でも影響する?
一度の遅延がすぐにブラックリスト入りにつながるわけではありませんが、たとえ1回であっても長期間放置した場合や、度重なる遅延があると危険です。
支払いが難しい場合は、放置せず、まずはペイディのサポートに相談することで、柔軟な対応を得られる場合があります。
遅延の記録はいつ消える?
信用情報に記録された延滞情報は、完済後5年間程度は保管されるのが一般的です。記録が残っている間は、新たなカード審査やローン申請において大きなマイナスとなります。
まとめ:便利なサービスこそ慎重に利用を
あとばらいペイディは非常に便利なサービスですが、一度の支払い遅延が思わぬ信用リスクにつながる可能性があります。クレジットカードの利用可否や将来のローン審査への影響を避けるためにも、期日通りの支払いは徹底しましょう。
支払いに不安がある場合は早めの相談や支払方法の変更など、トラブルを回避する行動が重要です。
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