イオン銀行・セブン銀行・楽天銀行など主要ネット銀行の基本機能比較:預け入れ・引き出し・口座振替しかできない銀行は?

ネットバンキング

ネット銀行や新しい形態の銀行が増える中で、どの銀行にどんな機能があるのかを理解するのは重要です。特に「預け入れ・引き出し・口座振替だけ」の基本機能に限定された銀行があるのか知りたい方も多いはず。この記事では、主要な6行のサービス機能を比較しながら、必要最低限の機能に絞られている銀行についても解説します。

比較する銀行一覧

今回取り上げる銀行は以下の6行です。

  • イオン銀行
  • セブン銀行
  • 楽天銀行
  • auじぶん銀行
  • PayPay銀行
  • ローソン銀行

いずれもATMやネットバンキングでの利便性を重視して設計された銀行で、それぞれ特色があります。

基本的な機能とその定義

「預け入れ・引き出し・口座振替」という基本機能は、銀行として最も基本的な取引です。具体的には以下のような内容を指します。

  • 預け入れ:現金を銀行口座へ入金する行為
  • 引き出し:口座から現金を出金する行為
  • 口座振替:公共料金などの支払いに対応する自動引き落とし

この基本機能だけに限定されているかどうかは、他のサービス、例えば振込、外貨預金、ローン、投資商品、スマホ決済との連携などが提供されているかで判断できます。

各銀行の主な機能比較

銀行名 振込 投資 ローン スマホ決済連携 その他
イオン銀行 ○(投資信託・外貨) ○(AEON Payなど) WAON連携
セブン銀行 △(アプリ経由) × ○(ローンのみ) ○(PayPay・LINE Pay対応) ATM特化
楽天銀行 ○(楽天証券連携) ○(楽天ペイ) マネーブリッジ機能
auじぶん銀行 ○(auカブコム証券連携) ○(au PAY) KDDI連携
PayPay銀行 ○(証券連携あり) ○(PayPay) 法人サービスも強い
ローソン銀行 △(送金アプリ経由) × × ○(d払い・au PAY) ATMが主軸

表を見てわかるように、セブン銀行とローソン銀行は他行と比べて機能が限られており、「預け入れ・引き出し・口座振替」以外のサービスは最小限にとどまっています。

セブン銀行とローソン銀行の特徴

セブン銀行とローソン銀行は、「コンビニATM特化型銀行」として設計されており、振込や資産運用といった高度な金融サービスよりも、ATMの利便性と即時性を重視しています。

たとえば、ローソン銀行は個人向けのローンや投資サービスを提供しておらず、セブン銀行も投資商品は一切扱っていません。

どんな人に向いている?

「とにかくATM利用と口座振替ができればいい」「ネット証券や投資は他のサービスを使う」という方には、セブン銀行やローソン銀行のような機能を絞った銀行が向いています。

一方で、オールインワンで使いたい人は楽天銀行やauじぶん銀行、イオン銀行などのほうが便利です。

まとめ

主要6行を比較した結果、セブン銀行とローソン銀行は、預け入れ・引き出し・口座振替といった基本機能に特化した銀行であることがわかりました。多機能を求めるなら他行を選び、シンプルな運用を望むならこれらの銀行を選ぶのが賢明です。自分の使い方に合った銀行選びを心がけましょう。

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