近年、ネットバンクでのスマホ認証の強化が進み、セキュリティ対策として登録スマホの紛失に備えた代替手段が気になる利用者が増えています。
登録できるスマホ台数の実情
多くの銀行アプリでは、1口座につき1台のスマホのみ認証登録が可能です。
たとえば、住信SBIネット銀行は「スマート認証NEO」を1台しか登録できず、サブ端末はWeb利用に限られます :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
他行でも同様で、りそな・愛知銀行などは複数端末に同時登録不可と明記しています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
複数登録できる銀行もある?
一部の銀行・サービスでは、別途認証方式により複数端末対応があります。
PayPay銀行ではアプリログイン用パターンをそれぞれのスマホに設定し、複数台からの利用が可能としています :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
MUFG「MoneyCanvas」ではアプリ・PCともに複数端末からのアクセスが許可されています :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
スマホ紛失時の代替方法
スマホを紛失した場合、以下の代替策が一般的です。
- 再登録手続き:旧端末から認証を解除し、新端末で再登録
- Webログイン:アプリが使えない場合、銀行Webサイトからアクセス可能(SBIネットなど)
- ワンタイムパスワード(SMS等):利用できる場合あり
- コールセンター対応:本人確認の上、緊急処置で復旧可
リスク軽減のためのヒント
・登録スマホの予備を持つことは困難ですが、機種変更時の引き継ぎを忘れずに。
・複数台利用可能な銀行・サービス(PayPay銀行・MUFGなど)を普段使い口座にするのも有効です。
まとめ
ほとんどのネットバンクではスマホ認証が1台に限定され、紛失時の代替は手続きやWebログインで対応します。
複数端末利用に対応する銀行を併用する、もしくは予備スマホの用意がベターな対策です。
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