リボ払い設定を利用してポイントキャンペーンに参加する裏技は、上手に使えばお得な手段です。しかし、気になるのはクレジットヒストリー(クレヒス)への影響。この記事では、限度額まで設定することで実質手数料なしで済ませる方法と、それが信用情報に与える影響について解説します。
リボ払い設定だけでクレヒスに影響は出る?
一般的に、リボ払いを「設定」しただけでは信用情報(クレヒス)に大きな影響はありません。信用情報機関には「リボ契約あり」という情報は記録されるものの、支払い状況に問題がなければスコアへの悪影響はほとんどないとされています。
ただし、過度に利用したり、実際にリボ払いの残高が膨らむと、返済能力に疑問が生じ、将来の与信判断に影響を与える可能性があります。
限度額設定で手数料ゼロにするテクニック
例えば、リボ払いの毎月の支払額をカード利用枠いっぱい(限度額と同額)に設定することで、実質すべて一括払いのような処理になります。これによりリボ手数料が発生せず、キャンペーンの条件だけ達成できるのです。
たとえば、限度額が30万円であれば、月のリボ設定額を30万円にすればその月の利用額全額が一括で処理され、リボ残高はゼロになります。
リボ設定の履歴は信用情報機関に登録される?
クレジットカード会社は、CICなどの信用情報機関に利用状況を報告しています。「リボ利用中」または「契約内容:リボ払い」などが表示されるケースもあります。
これは必ずしもネガティブな情報ではありませんが、住宅ローン審査などで詳細な情報を見られた場合に「リボ=資金繰りに余裕がない」と判断される可能性がある点には注意が必要です。
ポイントキャンペーンの注意点
リボ払いを設定した上でのキャンペーン参加では、キャンペーンの細則に「翌月以降もリボ継続が条件」や「設定変更・解除不可期間あり」などの記載があることが多いです。
キャンペーン終了前に設定解除するとポイント対象外になる可能性があるため、公式ルールをよく読みましょう。
実際のユーザー事例と見解
例:Aさんは、三井住友カードのリボ設定による1000ポイントキャンペーンに参加。限度額と同額の支払額に設定し、手数料ゼロでポイントを獲得。その後数ヶ月後にリボ設定を解除。クレヒスに悪影響は見られず、他のカード発行にも影響なしでした。
ただし、これは一例であり、審査方針やカード会社によって扱いが異なるため、自身の信用情報を定期的に開示して確認するのも安心材料になります。
まとめ
リボ払いを賢く設定すれば、手数料ゼロでキャンペーンポイントを得ることは可能です。しかし、信用情報への記録はゼロではないため、頻繁に行うのは避けた方が無難です。
リスクを理解したうえで計画的に活用すれば、リボ払いも便利なツールとなります。クレヒスを気にする方は、信用情報開示サービスを活用して定期的にチェックすることをおすすめします。
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