キャッシュレス決済が一般化した今、QUICPayなどの電子マネーで支払った後に返品や返金が必要になるケースも増えています。特に翌日以降の返金対応については、利用者側が混乱することも少なくありません。本記事では、QUICPayでの支払い後に返金がうまくいかなかった場合の対処法や実際の事例、相談先について詳しく解説します。
QUICPayの返金処理の仕組みとは
QUICPayは後払い(ポストペイ)型の電子マネーで、実際の決済は登録されたクレジットカードを通じて行われます。
そのため、返金も基本的にはクレジットカード経由で処理される仕組みとなっています。店舗での端末操作により「取消処理」や「返金処理」が行われる必要があります。
なぜ翌日の返金はエラーになるのか
多くの電子決済では、当日中であれば取り消し操作が可能ですが、翌日以降は処理が変わり「返品処理」や「別決済による返金(現金など)」が必要となります。
このため、端末がエラーになるのは「当日以外の取消処理には対応していない」ことが原因です。店員側がシステムに詳しくない場合、正しい処理が行われないこともあります。
返金処理に応じてもらえないときの対応手順
- ①レシートや購入履歴を提示し、返金の意思を明確に伝える
- ②「翌日返金は別対応が必要」と案内された場合、現金での返金や振込を依頼
- ③それでも対応不可の場合は、クレジットカード会社へ連絡
- ④「加盟店に不適切な対応があった」旨を伝え、チャージバックなどの手続きを相談
実際にあった返金拒否→解決の事例
例:家電量販店でQUICPay払い→返品希望で端末エラー発生。店側が対応できず、後日クレジットカード会社へ連絡した結果、店舗へ調査が入り「別途口座振込による返金」が実施された。
このように、返金処理に失敗した場合でも、カード会社を介することで解決できた例が多数あります。
QUICPayに関する返金FAQ
- Q. QUICPayの返金は現金でも可能?
A. 店舗判断で現金返金を行う場合もありますが、基本はクレジットカードを通じた返金です。 - Q. QUICPayアプリで返金状況を確認できますか?
A. いいえ。返金状況はクレジットカード会社の明細を通じて確認するのが確実です。
まとめ:返金対応は冷静に段階的に
QUICPayなどの電子決済では、翌日の返金処理がスムーズにいかないことがあります。返金を求める際は、「クレジットカード会社を通じた処理」「店舗の別対応」を意識して、丁寧かつ粘り強く対応しましょう。
困ったときはクレジットカード会社のカスタマーセンターに相談することで、適切な助言や対応が得られる可能性があります。
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