楽天ポイントアプリが楽天ペイアプリに統合されてから、「ポイントだけ提示したいのに、最初に楽天ペイのQRが出てしまう」という声が多く聞かれます。本記事では、スマホのみで楽天ポイントカードを素早く提示するための実用的な方法を解説します。
楽天ペイアプリで楽天ポイントカードを表示する手順
楽天ポイントアプリは2023年に楽天ペイに統合され、現在は楽天ペイアプリ内でポイントカードを提示する仕様となっています。標準の動作では、アプリ起動時にまず楽天ペイの支払いコード画面が表示されます。
この画面から楽天ポイントカードを表示するには、画面下部の「ポイントカード」タブをタップする必要があります。1ステップ増えてしまうため、煩わしさを感じる人も少なくありません。
楽天ポイントカードを即表示する方法はあるのか?
現時点では、楽天ペイアプリ単体ではポイントカードを最初に表示する設定変更はできません。楽天は支払いを起点とした設計にしているため、アプリ起動=楽天ペイQRが基本となっています。
しかし、スマホのウィジェットやショートカット機能を使えば、ポイントカード画面を一発で呼び出せるように工夫することが可能です。
Androidユーザー向け:楽天ポイントカードウィジェットを活用
Android端末では、楽天ペイアプリのウィジェット機能を使ってホーム画面から直接ポイントカードを起動する方法があります。
設定手順:
- ホーム画面を長押しして「ウィジェット」を開く
- 「楽天ペイ」ウィジェットを選択
- 「楽天ポイントカード」ショートカットを選び、ホーム画面に配置
これで、楽天ペイアプリを開かずにすぐ楽天ポイントカードが提示できるようになります。
iPhoneユーザー向け:AppショートカットやSiriの活用
iPhoneの場合はウィジェットで直接楽天ポイントを開くことはできませんが、「ショートカット」アプリで楽天ペイ内の楽天ポイントカード画面を開くような自動化が一部可能です。
また、アプリ起動後すぐにポイントカードを表示できるよう、楽天ペイアプリの操作に慣れておくことで、手動でも数秒で表示可能になります。例えば、Face ID起動後、画面下部のポイントタブを即タップするなどの手順に慣れておきましょう。
QR提示前に楽天ポイントカードをスキャンしてもらえるのか
一部の店舗では、「楽天ペイで支払う前に楽天ポイントを提示してください」と案内されます。その場合、会計時にすぐに楽天ポイントを提示できる体制にしておくとスムーズです。
楽天ペイアプリのポイントカード画面は、画面右上の「★」アイコンからもアクセスできます。このボタンをお気に入り的に活用して、スピーディに切り替えましょう。
まとめ:設定と工夫でストレスを軽減
楽天ポイントアプリの統合により、以前よりも手間がかかると感じる場面もありますが、Androidのウィジェット機能やiPhoneのショートカット、そして操作習慣の工夫により、ポイントカードの即提示は十分可能です。
ちょっとした工夫で、日常のストレスが減るかもしれません。ぜひ活用してみてください。
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