スマートフォンやタブレットで便利に使えるりそな銀行のネットバンキングアプリ。近年はセキュリティの強化に伴い、複数の端末での利用が可能となりましたが、万が一サブ端末を紛失した際に「利用停止」処理を行うと、他の端末にも影響があるのか不安に感じる方もいるでしょう。この記事では、そうした場面における正しい対処方法と影響範囲について詳しく解説します。
りそな銀行アプリは複数端末登録が可能?
りそな銀行の「マイゲート」アプリや「りそなグループアプリ」は、原則として1つの利用者IDにつき1端末での利用が基本とされてきましたが、バージョンアップにより一部機能が複数端末でも使えるようになっています。
ただし、実質的にはセキュリティ上の観点から、同時利用できる端末は1台のみが推奨されており、新しい端末でログインした場合、既存の端末からのログインが解除される仕組みも導入されています。
紛失した端末で「利用停止」するとどうなる?
アプリの「利用停止」とは、りそな銀行が提供しているセキュリティ対策の一つで、万が一の盗難や紛失時にその端末からのアクセスを遮断するための措置です。
この停止処理は基本的にその特定の端末に限定されており、他の正常な端末に影響はありません。つまり、サブ端末を紛失し、その端末だけを停止した場合、普段使いのメイン端末は継続して利用可能です。
りそな銀行での具体的な停止手順
端末を紛失した場合、以下の方法でアプリの利用を停止できます。
- りそな銀行の公式サイト内「マイゲート」専用ページにアクセス
- 本人確認後、「スマートフォン利用停止」から該当端末を選んで停止
- もしくは、カスタマーセンター(0120-24-3989)へ電話連絡し、停止依頼を行う
なお、ログインパスワードや合言葉が第三者に知られていない限り、アプリが不正利用されるリスクは極めて低いといえます。
アプリを再インストールしたいときの注意点
紛失端末が見つかり、再び使う場合や、新しい端末に移行したい場合は、一度「利用停止」された端末については、再登録の手続きが必要です。これはセキュリティを維持するために不可欠な対応です。
新端末に再度アプリをインストール後、初回ログイン時にSMS認証や合言葉入力が求められます。準備してから手続きを進めましょう。
他にも便利な対策方法
予期せぬトラブルに備えて、普段から次のような対策をしておくと安心です。
- 電話番号やメールアドレスを最新のものにしておく
- 合言葉の内容を定期的に確認・更新する
- アプリにロック機能(指紋・顔認証)を設定する
まとめ:1台のみが停止対象。安心して他の端末は使える
りそな銀行のネットバンキングアプリでは、紛失した端末での「利用停止」処理は、その端末のみに適用されます。したがって、普段使いのメイン端末には影響がなく、継続して安全に利用することができます。
ただし、セキュリティ確保のためにも、ログイン情報の見直しや必要に応じたパスワード変更なども検討しておくとより安心です。
コメント