初めて車を購入した19歳の方にとって、車両保険を含む自動車保険は費用面で大きな負担になりがちです。特にスバルXVのような新しめの車に乗る場合、一般車両保険を付けると保険料が一気に高くなります。本記事では、若年層でも自動車保険を少しでも安く抑えるためのポイントと、スバルXVオーナーにおすすめの保険会社・選び方を詳しく解説します。
若年層が保険料で不利になる理由
自動車保険では、年齢が若いほど事故リスクが高いと見なされるため、保険料が大幅に高く設定されています。特に18歳〜20代前半の「年齢条件」に該当する層は、最も高い保険料ランクに入っており、事故歴がなくても年間保険料は10万円を超えることが珍しくありません。
また「等級制度」により、初めて保険に加入する人は6等級からのスタートとなり、割引が効かないため、さらに負担が重くなります。
スバルXVにかかる保険料の目安
スバルXVスマートエディション(初度登録2022年)で、年間走行距離1万キロ、19歳、対人・対物無制限+一般車両保険付きでシミュレーションした場合、年間保険料の目安は以下の通りです。
保険会社 | 概算保険料(年額) |
---|---|
おとなの自動車保険(セゾン自動車火災) | 約150,000円〜 |
楽天損保 | 約160,000円〜 |
イーデザイン損保 | 約165,000円〜 |
※車両保険の免責金額や特約の有無で大きく変動します。
安くするための見直しポイント
保険料を安く抑えるためには、以下のような工夫が有効です。
- 車両保険の免責金額を高く設定(例:10-10万円)
- 年齢条件を「本人限定」に設定
- 運転者限定特約を活用(家族限定・本人配偶者限定など)
- 弁護士特約などを必要最小限にする
また、車両保険を「エコノミー型(車対車+A)」に変更することで、保険料を2〜3万円抑えることも可能です。
ネット型保険会社の活用がおすすめ
19歳で初めて自動車保険に加入する場合、代理店型よりもネット型保険会社の方が圧倒的に保険料が安くなる傾向があります。理由は営業人件費や事務コストが少ないため。
特に「おとなの自動車保険」「SBI損保」「イーデザイン損保」などは若年層でも比較的リーズナブルなプランが揃っており、保険料を安く抑えながらも事故対応の評価が高いのが特徴です。
実例:19歳でスバルXVを購入したケース
大学生のAさん(19歳)は、中古で購入したスバルXVに一般車両保険を付けて契約しました。当初、ディーラー経由の見積もりでは年間保険料が18万円超だったものの、ネット型保険に切り替えた結果、13万2千円で契約できたそうです。
このように、見積もりの取り方や補償内容の調整で、5万円以上の差が出ることもあります。必ず複数の保険会社で相見積もりを取りましょう。
まとめ:保険料を抑えつつ、安心を確保する
19歳でスバルXVのような車に乗る場合でも、補償内容を工夫しネット型保険を活用すれば、一般車両保険付きでも無理のない保険料に抑えることが可能です。事故リスクは高く見られがちですが、正しい知識と比較検討によって、コストと安心のバランスを取ることができます。
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