d払いタッチとは?iD支払いとの違いや併用のメリットをわかりやすく解説

電子マネー、電子決済

キャッシュレス決済が多様化する中で、「d払いタッチ」という新しい支払い方法が注目を集めています。すでにdカードをApple Payに登録してiD支払いをしている方にとって、「d払いタッチ」を利用する意味があるのか、利用可能な場所はどこなのかなど、気になる点も多いはず。この記事では、d払いタッチの仕組みやメリット、利用方法などを詳しく解説します。

d払いタッチとは何か?

d払いタッチは、NTTドコモが提供する非接触決済サービスで、「d払い(iD)」とも呼ばれます。これは、Apple Payやおサイフケータイを使って、iD加盟店でタッチ決済を行いながら、ポイントはd払いとして還元されるという仕組みです。

見た目はiDで支払っているように見えますが、実際にはd払いの仕組みで処理され、dポイントの還元やキャンペーン対象になるのが大きな特徴です。

iD支払いとd払いタッチの違い

iD支払いはクレジットカード(例:dカード)を直接紐付けて使用するタッチ決済です。一方、d払いタッチはd払いアプリ経由で設定することで、iDのインフラを使いながらもd払いとして処理されます。

この違いにより、d払いタッチを使うことで、d払い独自のキャンペーンに参加可能になったり、ポイントの付き方が変わるケースがあります。

iD支払いとd払いタッチの併用はできる?

結論から言えば、Apple Pay上でdカードのiDとd払いタッチは併用が可能です。ただし、両方を設定すると、どちらで支払うかを切り替える必要があります。

iPhoneの場合、設定アプリの「ウォレットとApple Pay」から支払い用のデフォルトカードを切り替えることで、iDまたはd払いタッチのどちらを優先して使うかを選べます。

d払いタッチのメリットとは?

dカードでiD決済ができている人にとって、d払いタッチをあえて設定するメリットは何でしょうか。主な利点は以下の通りです。

  • キャンペーンで+5%還元など、d払い限定の特典を受けられる
  • d払いアプリ上で利用履歴が確認できる
  • ポイント付与率が場合によっては高くなる

たとえば、家電量販店での支払いをd払いタッチにした場合、iD決済だけよりもポイント還元が有利になることもあります。

d払いタッチが使える店舗は?

d払いタッチは「iD」加盟店で使えます。つまり、iD決済が可能な場所=d払いタッチが可能な場所と考えて問題ありません。ただし、d払いコード決済のみ可能な店舗では、d払いタッチは使えません

このため、タッチ決済ができない店で「d払いタッチで」と言っても通じないことがあります。事前に「iD対応」の表示があるかをチェックしておきましょう。

利用時の注意点

iPhoneで利用する場合、d払いアプリとウォレットの設定を正しく行う必要があります。設定が不十分だと、iD支払いとして処理されてしまい、d払いとしてカウントされないことがあります。

また、キャンペーンにエントリーしないとd払いタッチによるポイント還元が適用されないケースもあるため、d払い公式サイトの案内を事前に確認しておくと安心です。

まとめ:iDユーザーでもd払いタッチは活用価値あり

dカードのiD支払いをすでに利用している方でも、d払いタッチを追加登録することで、よりお得にポイント還元を受けるチャンスがあります。特にd払いキャンペーンを狙いたい方には有効な手段と言えるでしょう。

ただし、使える場所はiD対応店舗に限られるため、d払いコード決済しか使えない場所では利用できません。支払方法ごとの特性を理解して、最適な決済方法を選びましょう。

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