2人暮らしの水道代は高い?月6,000円前後の支出は妥当なのかを徹底解説

家計、節約

「マンションで2人暮らし、2カ月で11,977円の水道代って高いの?」という疑問を持つ方は少なくありません。水道代は地域や契約形態、使い方によって差が出やすいため、自分の支出が相場と比べてどうなのかを把握することが大切です。この記事では、2人暮らしの平均的な水道代の目安と、節約のポイントについてわかりやすく解説します。

2人暮らしの水道代の平均相場は?

総務省の家計調査によると、2人世帯の1カ月あたりの平均水道代(上下水道含む)はおよそ4,500円〜6,000円前後が一般的です。2カ月分であれば9,000円〜12,000円程度となり、11,977円は相場範囲内に収まっているといえます。

ただし、地域によって水道料金の単価には大きな差があるため、都心部や地方都市では料金体系が異なります。また、マンションの管理方式(集中検針か個別メーターか)によっても差が出る点に注意が必要です。

使用水量と料金の関係を理解しよう

水道料金は使用水量に応じて段階的に高くなる仕組みになっています。たとえば、最初の10m³までは安価でも、20m³を超えると単価が上がるような累進課金制度が多く採用されています。

一般的に2人暮らしの場合、1カ月あたりの水使用量は15〜25m³程度です。もし30m³を超えていれば、少し使いすぎている可能性があります。

高くなる原因として考えられるポイント

  • 毎日湯船にお湯を張っている:お風呂で約200L使用
  • 洗濯回数が多い:1回あたり約100L
  • 食洗機や浄水器の使用:長時間使用で水量増
  • 水漏れの可能性:蛇口のわずかな漏れでも月1,000円以上に

こうした要因が複数重なると、気付かないうちに水道代がかさんでしまいます。

水道代を節約するための実践的な工夫

次のような方法を取り入れることで、年間数千円〜1万円の節約も可能です。

  • 節水シャワーヘッドを使う
  • 洗濯機をまとめ洗いにする
  • 食器は水をためて洗う
  • トイレの節水タンクや節水アイテムを導入

また、水道局のサイトや明細で「使用水量」と「基本料金・従量料金」の内訳を確認する習慣をつけるのもおすすめです。

事例:実際にかかった水道代の例を紹介

ある地方都市に住む夫婦2人世帯では、以下のような水道代の例が報告されています。

使用水量 水道代(2カ月)
1月〜2月 42m³ 11,200円
3月〜4月 38m³ 10,500円
5月〜6月 30m³ 9,600円

季節や生活スタイルによって水道代は変動しますが、1万円前後であれば特に異常な金額とはいえません。

まとめ:2人暮らしで11,977円は相場内、まずは使用状況の見直しを

2人暮らしで2カ月11,977円という水道代は、相場的には決して高すぎる水準ではありません。ただし、使い方によっては無駄が生じている可能性もあるため、日々の生活で水の使い方を見直してみることが大切です。

もし不明な点がある場合は、自治体の水道局に相談することで詳細な使用状況や料金明細の確認も可能です。賢く使って、無理のない節約を心がけましょう。

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