スマホやタッチ決済が当たり前になった今、iD決済に対応したデビットカードを使いたいという声は増えています。しかし、ゆうちょ銀行のデビットカードはiD決済に非対応で、戸惑う方も少なくありません。この記事では、ゆうちょ口座を持ちながらiD決済を使いたい人のための現実的な選択肢を紹介します。
ゆうちょ銀行のデビットカードの基本
ゆうちょ銀行のデビットカードは「ゆうちょデビット(JCBブランド)」として提供されています。ただし、このカードはiD決済に非対応である点に注意が必要です。
また、モバイル決済への対応も限定的で、Google PayやApple Pay経由でのiD利用も不可能です。
iD決済に対応しているデビットカードの特徴
iDはNTTドコモが提供するタッチ決済サービスで、三井住友カードや一部の銀行が発行するVisaデビットなどが対応しています。
代表的なのは、三井住友銀行のVisaデビット+iD、ソニー銀行Sony Bank WALLETなどです。これらはVisaやMastercardブランドで提供され、iDやタッチ決済に幅広く対応しています。
ゆうちょ銀行口座から直接引き落とすiD対応カードはあるか?
結論から言えば、現時点(2025年現在)ではゆうちょ銀行口座から直接引き落とし可能で、かつiD決済に対応するデビットカードは存在しません。
そのため、どうしてもiDを使いたい場合は、別の銀行に口座を作る必要があります。三井住友銀行やソニー銀行などが選択肢となります。
高校生・未成年でも持てるデビットカードとiDの関係
高校生でも作れるiD対応の手段としては、以下の方法があります。
- 三井住友銀行のVisaデビットカード(15歳以上なら作成可能)
- 一部のプリペイド型カード(例:バンドルカード+iD)
ただし、iD対応のプリペイドカードも多くはクレジットカード系の本人確認や年齢制限があります。事前に調査することをおすすめします。
代替案:QUICPayやSuicaとの併用
iDにこだわらないのであれば、ゆうちょデビットをApple PayやGoogle Payに登録してQUICPayとして使うという選択肢もあります。
さらにSuicaをチャージして利用する方法も手軽で、高校生でもスマホ決済を始められます。iDでなければならないという理由がない場合は、こうした代替手段が現実的です。
まとめ:iD決済を使うにはゆうちょ以外の選択肢も検討を
ゆうちょ銀行の口座から直接引き落としできるiD対応のデビットカードは、残念ながら存在しません。iDを使いたいなら、三井住友銀行などのデビットカードを新しく作るのが最もスムーズな方法です。
一方で、QUICPayやSuicaなど他の非接触決済手段を検討すれば、ゆうちょ口座を活かしつつキャッシュレス決済を活用することも可能です。
用途や年齢に応じて、最適な選択肢を検討してみてください。
コメント