後払いサービス「ペイディ(Paidy)」は手軽に利用できる便利な決済手段ですが、分割払いで滞納してしまった場合には信用情報にどう影響するのか不安に思う方も多いでしょう。この記事では、2〜3ヶ月の滞納が信用情報にどう関わるのか、ブラックリストの仕組みや対処法まで詳しく解説します。
そもそも「ブラックリスト」とは何か?
よく言われる「ブラックリスト」とは、正式には信用情報機関に登録される金融事故情報、つまり「異動情報」のことを指します。延滞や債務整理などの金融事故があると、ローンやクレジットカードの審査に大きな影響を及ぼします。
この情報は、CIC(株式会社シー・アイ・シー)やJICCなどの信用情報機関に登録され、加盟する金融機関が審査時に確認するため、非常に重要な情報です。
ペイディは信用情報機関と情報を共有している
ペイディはCICとJICCに加盟しており、利用履歴や返済状況は信用情報として登録されます。とくに分割払い(3回・6回などのプラン)を利用した場合、その契約内容や支払い状況は「割賦販売法」に基づいて記録されることになります。
そのため、滞納した場合も信用情報に「遅延」として記録される可能性があります。
滞納何日から信用情報に影響が出る?
一般的に、61日以上、または3ヶ月以上の延滞があると「異動情報」として登録され、いわゆる「ブラックリスト入り」となる可能性が高くなります。
したがって、2ヶ月未満であれば「軽度の延滞」として記録されることはあっても、即座にブラック扱いになるとは限りません。ただし、記録自体は残る可能性がありますので要注意です。
3ヶ月未満で支払いを完了した場合の影響
質問のように、滞納が2ヶ月を少し超える程度で、3ヶ月未満で返済を完了した場合は、「異動」までは登録されない可能性が高いです。しかし、延滞情報として記録は残る場合があります。この情報が審査時にどう評価されるかは、各金融機関の基準によります。
また、滞納が初めてで、それまでの返済履歴が良好であれば、大きな影響を受けずに済む可能性もあります。
ペイディで滞納しそうになった場合の対処法
- 支払期限前にカスタマーサポートに連絡:事情を説明することで、柔軟な対応をしてもらえる場合があります。
- リマインダー通知を活用:ペイディアプリの通知設定をオンにし、支払い期日を見逃さないようにする。
- 一部支払いの提案:どうしても全額が難しい場合は、分割や一部支払いを交渉する価値もあります。
信用情報を守るには「連絡」「誠意ある対応」「早めの行動」が何よりも大切です。
実際の経験談:軽度の延滞でも気を付けるべき理由
あるユーザーは「2ヶ月間の滞納のあと、全額支払いしたが、他社のクレカ審査に落ちた」と話しています。このことからも、たとえ「ブラック」まではいかなくても、他の信用審査に影響が出るリスクは無視できません。
また、頻繁に滞納するユーザーはペイディ側で利用停止される可能性もあります。
まとめ:滞納は3ヶ月未満でも影響ゼロではない
ペイディの分割払いで支払いが2〜3ヶ月未満の滞納となった場合、原則として「異動情報=ブラックリスト」には直結しないことが多いです。ただし、軽度の遅延でも記録が残る可能性はあるため、信用情報を意識するなら早めの対応が必須です。
困った時は迷わずペイディに相談し、計画的な返済を心がけましょう。
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