一人暮らしを再スタートするにあたり、毎月の食費がどのくらいになるのかは多くの人が気になるポイントです。特に社食を活用しつつ、自炊と外食をうまく組み合わせれば節約にも健康にもつながります。本記事では、23歳男性・事務職の一人暮らし想定で、具体的な食費の見積もりやバランスの取り方について紹介します。
平日の社食をフル活用するスタイル
まず、平日昼と月水木の夜を社食で済ませるというパターンで考えてみましょう。社食1食あたりの平均が約580円と仮定し、平日20日間勤務とすると次のようになります。
- 昼食(20日×580円)=11,600円
- 夕食(12回×580円)=6,960円
社食利用合計:約18,560円。コスパは非常に良好です。味や量も安定しており、時間短縮にもつながるため、できるだけ利用したいですね。
朝食は「抜き」でも、栄養バランスに注意
朝食を食べる時間がない方も多いですが、栄養不足にならないよう、せめて飲むヨーグルトやバナナ、プロテインなどを取り入れるのがおすすめです。
費用目安としては、月20日間で200円前後/日とすれば約4,000円程度で簡易朝食が用意できます。
自炊と外食の割合は半々なら?
平日夜の残り(火・金)と土日すべてを自炊と外食半々にする場合で考えましょう。1食あたりのコスト目安は次の通りです。
- 自炊:1食400円(食材・調味料・光熱費込み)
- 外食:1食900円(定食や丼系が中心)
例えば、1週間あたり6回の夕食を自炊、6回を外食とした場合、月4週で。
- 自炊(24回×400円)=9,600円
- 外食(24回×900円)=21,600円
この合計:約31,200円が夕食部分にかかると見積もれます。
月の食費合計と想定予算
以上をまとめると、以下のようになります。
項目 | 金額 |
---|---|
社食(昼+夜) | 約18,560円 |
朝食(軽食) | 約4,000円 |
自炊+外食(夕食) | 約31,200円 |
想定総額:53,760円
つまり、月の食費目安としては「約5万〜6万円」が現実的なラインと考えられます。
節約したいならどうする?
食費を抑えるためには、次のような工夫が効果的です。
- 平日夜もなるべく社食で済ませる
- 自炊回数を増やし、作り置きでコストダウン
- 業務スーパーや冷凍野菜を活用して無駄を減らす
例えば、週末に作り置きしておき平日にも活用すれば、手間も減ってコスパが良くなります。慣れないうちは1品料理(丼、パスタ、炒め物など)から始めるのがコツです。
まとめ:自分のライフスタイルに合った食費バランスを
一人暮らしの食費は生活スタイルによって大きく異なりますが、社食を有効活用し、自炊と外食をうまくミックスすれば月5〜6万円前後に収まるケースが多いです。無理に節約しすぎず、楽しみながら健康を意識した食生活を続けることが、継続と満足度のカギになります。
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