クレジットカードで購入した新幹線の予約をキャンセルしたのに、返金がなかなか反映されない──そんな不安を抱えた経験はありませんか?特に初めてのケースでは、「いつまで待てばいいの?」「問い合わせるべき?」と悩む方も多いはずです。この記事では、NICOSカードをはじめとする一般的なクレジットカードの返金プロセスと、駅ネットなどでの新幹線予約キャンセル時の注意点を解説します。
クレジットカードの返金処理の仕組み
クレジットカードの返金(払戻し)は、通常「キャンセル処理をした日」と「カード会社が処理を反映する日」とでタイムラグがあります。このため、キャンセルしたからといって即日返金されることはほとんどありません。
たとえば、5月にキャンセル処理をしても、返金がカード明細に反映されるのは6月下旬〜7月上旬になることがあります。これは、加盟店からカード会社への「取消データの送信」に時間がかかることが理由です。
駅ネットでのキャンセルと返金の流れ
JR東日本が提供する「えきねっと」では、新幹線のチケットを予約・購入できます。キャンセルの際、予約内容に応じて手数料が発生し、それを差し引いた金額が返金対象になります。
キャンセル手続きが完了していても、NICOSカード側に取消データが届いていなければ、支払いは通常通り発生します。つまり、カード明細に「請求済み」と記載された後に「マイナス計上(返金処理)」が行われるケースが一般的です。
返金が遅れているときに確認すべきこと
- 駅ネットのマイページでキャンセル完了履歴を確認
- NICOSカードのWeb明細で返金反映の有無をチェック
- 取消処理日と決済日の時差を確認
これらの確認を行った上で、1〜2か月待っても返金処理が反映されていない場合は、NICOSに問い合わせましょう。
問い合わせるタイミングと方法
返金処理に関しては、以下のような条件で問い合わせを行うのが望ましいです。
- キャンセルから30日以上経過しても返金がない
- えきねっと上でキャンセルは完了している
- クレジット明細に反映されていない
このような場合、NICOSのカスタマーサービスに連絡し、「えきねっとでのキャンセル処理済みの取引が未返金である旨」を伝えましょう。
実際のユーザー例と処理スケジュール
あるユーザーの例では、4月下旬にえきねっとでキャンセル処理を行い、5月上旬にNICOSの明細で購入履歴が記載されました。その後、返金は6月のカード明細にて「マイナス請求」として反映されたとのことです。返金まで最大で60日程度かかる可能性がある点を理解しておきましょう。
まとめ:まずは冷静に確認を、必要に応じて問い合わせを
クレジットカードの返金処理には時間がかかることがあり、えきねっとなど交通機関の予約では特に処理タイミングが遅れがちです。キャンセル手続きが確実に完了しているかを確認し、30日以上反映がなければNICOSに問い合わせを行いましょう。
急ぎの支払い計画に影響がある場合は、早めに状況を確認することで不安を軽減できます。
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