車のローンが複数あっても新たなローンは通る?保証人や残債がある場合の審査ポイントを解説

ローン

車を買い替えたいけれど、すでに車のローンがある場合や家族のローンの保証人になっている場合、新しいローンの審査が通るのか気になる方も多いでしょう。とくに家族のローン返済が続いていたり、事故で廃車になった車のローンがまだ残っていたりすると、不安は増すものです。本記事では、車のローン審査に影響する要因を詳しく解説し、どんな条件で通る可能性があるのかを明らかにします。

車のローン審査で見られるポイントとは?

ローンの審査では、主に次のようなポイントが見られます。

  • 年収や勤続年数などの返済能力
  • 過去の返済履歴(信用情報)
  • 現在の借入残高(住宅ローン・自動車ローンなど)
  • 他社借入件数や総債務額
  • 保証人や連帯保証人としての責任

保証人としての債務も、審査上は「将来的に負う可能性のある債務」としてカウントされる場合があり、影響はゼロではありません。

ローン返済に遅延がなければ信用はプラス

すでにご自身のローンを返済中であっても、返済に遅れがないことは大きな信用要素となります。

例えば、お子さんの車ローンの保証人であり、かつ自分のローンもあと1〜2年残っているとしても、どちらも延滞なく支払っていれば、新しいローンの審査においても「信用がある」と判断される可能性は高くなります

廃車になった車のローンが残っている場合

事故や故障で廃車になっても、ローンは完済するまで支払い義務があります。これは担保物件(車)がなくなっても契約が続くためです。

ただし、事故の場合は車両保険や過失割合による保険金がローン残債の一部または全額をカバーできることもあります。事故証明や保険支払明細を用意して、次のローン申し込み時に事情を説明すると良いでしょう。

新たなローンを申し込む際の注意点

新しくローンを申し込む際には以下の点に注意しましょう。

  • 収入に対する返済負担率:年収の30〜35%以内が目安
  • 信用情報の確認:CICやJICCで確認可能
  • 審査落ちリスク軽減のため、複数同時申し込みは避ける
  • 必要ならば、頭金を増やす借入金額を抑える

また、申込書には正確な情報を記載し、必要に応じて保証人としての立場や過去のローン内容も説明しておくと、信頼性のある申込みになります。

保証人であることの影響と対処法

保証人である限り、そのローンに万が一の支払遅延が発生すると、自身の信用情報にも傷がつきます。そのため、今後の新規ローンには影響を与える可能性があります。

しかし、現時点で遅延がなく信用情報が良好であれば、影響は限定的です。万一不安がある場合は、信用情報開示請求をして、自分の情報を事前に確認しておくと安心です。

まとめ:ローンは通る可能性あり、正確な情報と準備が大切

息子さんや娘さんのローンの保証人であっても、ご自身の返済履歴が良好であれば、新たなローン審査に通る可能性は十分あります。ただし、ローン残債や保証人としての責任が審査上加味されることは認識しておくべきです。

万が一に備えて、信用情報の確認や事前の説明資料の準備をしておくと、審査をスムーズに進められるでしょう。

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