大口定期預金の安心と利回りはどちらを優先すべきか?メガバンクvs地方銀行・信用金庫の選び方

貯金

安心感のあるメガバンクの定期預金は魅力ですが、利率が0.275%と低めだと、0.725~0.95%の他行や信用金庫への乗り換えを考えたくなります。この記事では、安全性と高金利のバランスをどう考えるか、判断のヒントを整理します。

メガバンクの安心感は本物か?

メガバンク(りそな・三菱UFJなど)は国内預金シェアが高く、経営破綻のリスクが極めて低いです。預金保険制度も含め、1,000万円までの元本+利息は100%保障されます。

ただし、大口定期(1,000万円)もこの制度の対象になりますが、安心感と利回りはトレードオフの関係です。

高金利0.725~0.95%は本当に魅力?

地方銀行や信用金庫が提供する定期預金の中には、短期で高金利を打ち出す商品があります。0.95%なら10年で複利で100万円以上の利息が得られることもあります。

しかし、これらはキャンペーン金利であるケースが多く、長期の継続性や他のサービス条件(口座維持・ATM手数料など)を確認が必要です。

具体例で比較してみよう

金融機関 利率 10年後の利息(複利・税引前)
メガバンク 0.275% 約276,000円
信用金庫等 0.95% 約1,000,000円

※概算、税金・手数料未考慮。0.95%商品が10年継続されるとは限りません。

分散投資の考え方

資産を複数の金融機関に分散することで、安心と高利回りの両立を狙えます。

例:1,000万円を半分ずつに分け、500万円をメガバンク、500万円を信用金庫で高金利商品に預ける方法など。

判断のポイントまとめ

  • 安心性重視:メガバンク中心で継続して低利回収
  • 利息重視:高金利キャンペーンを活用し、短期集中で預け替え
  • バランス型:分散・中期戦略で両方を取り込む

まとめ

大口預金は預金保険で安心されやすいですが、利息差も大きいため、メガバンク一本ではなく、分散して高金利を取りに行く選択も合理的です。ご自身の資金計画やリスク許容度に応じて、バランスよく運用するのが現実的なアプローチとなるでしょう。

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