最近、メガバンク系信託銀行が打ち出す定期預金の高金利キャンペーンが話題になっています。しかし「店舗限定」と記載があると、つい構えてしまう方も多いでしょう。今回は、そうした定期預金キャンペーンの店舗申込にかかる時間や流れ、そして実際に申し込む際の注意点などをわかりやすく解説します。
定期預金キャンペーンはなぜ店舗限定が多いのか
店舗限定キャンペーンが行われる理由は、対面での説明を通じて他の金融商品(投資信託や保険)を提案する営業機会を得るためです。そのため、あえてネットで完結させず、来店を誘導する仕組みにしています。
また、高齢者などネット取引に不慣れな層を対象としたキャンペーンであることも理由の一つです。
店舗での手続きにかかる所要時間の目安
来店から完了までにかかる時間は、口座開設+定期預金申込のみならおおよそ1〜2時間が目安です。ただし、混雑している場合や他の金融商品の案内が入ると、さらに時間がかかるケースも。
特に月初・月末・平日午前中は混雑する傾向があるため、できれば午後早めや中旬の平日などを狙うのがベターです。
実際の流れ:来店〜定期預金申込までのステップ
- 受付にて来店目的を伝える(予約推奨)
- 本人確認書類を提示し、口座開設の手続き
- 定期預金のキャンペーン内容説明
- 資金の入金・定期預金への申込処理
- 他の商品の案内を受ける可能性あり
ここで時間を食いやすいのは、④〜⑤のパート。断っても問題はないですが、多少の営業トークは覚悟しておくと気が楽です。
キャンペーン活用時の注意点とチェックポイント
● 利率だけで選ばない
利率の数字だけでなく、預け入れ期間・中途解約時の利息・自動継続の有無などもチェックしましょう。
● 資金拘束期間を理解する
途中解約ができない、または利息が著しく低くなるケースもあります。生活資金とは切り離して活用しましょう。
● 他の金融商品と抱き合わせで条件が変わることも
「定期+投資信託購入で金利上乗せ」といった条件つきのキャンペーンもあるため、条件をしっかり読みましょう。
実例:某信託銀行での来店体験談
40代男性の例:「平日の午後14時に予約して来店しました。口座開設と100万円の定期預金申込で所要時間は約75分。投資信託の提案もありましたが、はっきり断っても問題ありませんでした。ドリンク付きで丁寧な対応でした。」
このように、時間さえ確保できれば十分に対応可能です。ただし、混雑具合によっては予定以上の時間がかかることもあるため、余裕を持った来店がおすすめです。
まとめ:キャンペーン活用は「準備と余裕」が鍵
定期預金の金利キャンペーンは魅力的ですが、店舗での手続きには一定の時間と労力が必要です。あらかじめ内容を確認し、必要書類を持参して、できれば予約のうえ来店すればスムーズに進みます。
時間はかかるけれど、確実な金利アップのチャンス。無理なく、賢く活用していきましょう。
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