日々の食費がかさんで悩む方は多く、特に体調や忙しさから料理ができない場合は、お惣菜やコンビニ頼みになりやすく、結果として支出が膨らむ傾向にあります。この記事では、料理をする気力がない時でも実践できる食費節約の工夫やアイデアを紹介します。
節約の第一歩は「コンビニ回避」から
コンビニは便利ですが、価格が高めに設定されています。菓子パンやおにぎりもスーパーなら1個100円以下で買えることが多いです。
例えば、食パン(6枚切り)が1袋100円程度で買えるとすれば、1食あたり約17円で済みます。ジャムやチーズを合わせても、50円以下に抑えられることがほとんどです。
飲み物は「まとめ買い」で固定費削減
職場で飲み物が無料なら、外出先以外では飲料の購入を控えるのがベストです。どうしても必要な場合は、ドラッグストアやネット通販で2Lのペットボトルをまとめ買いし、500mlのボトルに小分けすることで1本20円程度に抑えることも可能です。
例:2Lペットボトルが100円 → 500mlあたり25円
夕食の「お惣菜依存」を見直すポイント
毎日のお惣菜購入は手軽な反面、1品300〜500円ほどかかるため、夫婦2人分で1,000円を超えることも珍しくありません。
そんなときに役立つのが、冷凍食品と半調理品の活用です。業務スーパーやドラッグストアで販売されている冷凍の炒めもの、グラタン、コロッケなどは100〜200円で手に入り、電子レンジで簡単に調理できます。
さらに、パックごはん+冷凍おかず+味噌汁(インスタント)で、2人分500円以下の夕食を実現できます。
「疲れても作れる」簡単ストックレシピ
調理に自信がない方でも、週末に下ごしらえだけしておけば、忙しい平日にも使える簡単メニューがあります。
- 鶏むね肉の酒蒸し → 冷凍しておけば解凍後サラダや炒め物に
- ゆで卵 → 冷蔵保存で1週間持ち、サラダや丼物に活用可能
- 冷凍ミックス野菜+卵炒め → 包丁いらず、5分で完成
こうした「ほぼ調理不要」のストックをいくつか用意しておくだけで、お惣菜に頼る回数が自然と減っていきます。
病気のときに便利な「宅配冷凍弁当」
体調が悪い時でも栄養バランスのとれた食事がしたい方には、宅配の冷凍弁当サービス(例:nosh、ワタミの宅食ダイレクトなど)も選択肢になります。
1食500円前後で注文でき、電子レンジで温めるだけの手軽さと、コンビニよりも栄養バランスに優れている点が魅力です。
まとめ:無理しない「節約の習慣化」が鍵
節約は我慢の連続では続きません。無理のない範囲で、「コンビニ回数を減らす」「惣菜を冷凍食品に代替する」「水筒を持参する」など、できることから始めましょう。
また、体調が悪い時は無理をせず、「準備しておいたストック」や「冷凍弁当」に頼るのも一つの賢い選択肢です。節約と健康のバランスを上手にとりながら、日々の暮らしをより良いものにしていきましょう。
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