スマホ決済の代表格であるPayPay。中でも「ソフトバンクまとめて支払い」を経由し、さらにエポスカードを決済元に設定することで、PayPayポイントとエポスポイントの“二重取り”ができるのでは？という声が増えています。この記事では、その仕組みと実際のポイント付与の有無、注意点について詳しく解説します。
PayPayへのチャージに「ソフトバンクまとめて支払い」を使う仕組み
「ソフトバンクまとめて支払い」は、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの携帯料金と一緒にPayPayへのチャージ分を後払いできるサービスです。この方法でチャージを行うと、実際の請求は携帯会社経由となります。
ここで、ソフトバンクの請求元にエポスカードを登録している場合、その請求全体がエポスカードの決済として処理される形になります。
エポスカードでPayPayチャージするとポイントはつく？
一般的に、エポスカードで「電子マネーチャージ」や「プリペイド型の決済チャージ」を行うと、ポイント対象外になるケースが多いとされています。しかし、「ソフトバンクまとめて支払い」自体が“通信料金”として請求されるため、これが通常のショッピング利用扱いとして処理される可能性があります。
実際の利用明細やエポスカードの利用条件次第では、エポスポイントが付与される場合もありますが、一律で保証されているわけではありません。そのため、ポイント対象外となることも考慮しておく必要があります。
PayPayポイントはチャージでは貯まらない
PayPayでは、チャージ自体ではPayPayポイントは貯まりません。ポイントが付与されるのは、PayPay残高を使って実際に決済したときです。
たとえば、チャージ後にコンビニやネットショップなどでPayPayを使って支払った場合、その金額に応じてPayPayポイントが付与されます。キャンペーンや利用条件によって還元率は変動しますが、原則としてこのルールは一貫しています。
ポイントの二重取りが実現するパターンと条件
次のような流れで使えば、二重取りが実現するケースがあります。
- PayPayに「ソフトバンクまとめて支払い」でチャージ
- ソフトバンクの携帯料金をエポスカードで支払い
- PayPayで支払い時にPayPayポイントが付与
- エポスカードのショッピング扱いとしてポイントも付与
ただし、携帯料金の中に占めるPayPayチャージ分が明示されないことから、エポスカード側で「電子マネーとして判定されてポイント対象外」とされるリスクもゼロではありません。
エポスカード利用時の注意点と対処法
エポスカードでのチャージや間接決済でポイントを狙う際には以下の注意が必要です。
- 利用明細の分類が「電子マネー等」に該当するとポイントが付かない
- エポスNetの「ご利用履歴」で付与実績を定期確認
- 不明な場合はエポスカスタマーセンターへ問い合わせ
また、ソフトバンクまとめて支払いを経由することで還元対象外となる場合もあるため、確実にポイントを得たい場合はエポスカードから直接のネット決済をおすすめする場合もあります。
まとめ：確実性よりも利便性重視なら有効な選択肢
PayPay×ソフトバンクまとめて支払い×エポスカードの組み合わせは、うまくいけばポイント二重取りが可能です。ただし、エポスポイントの付与に関しては確実性がやや低めなため、完全なポイント戦略としてはややリスクを含みます。
それでも、決済フローを簡略化したい・まとめて管理したいという方には有効な方法といえるでしょう。ポイント付与の有無にこだわるなら、他の直接決済手段との比較もおすすめします。
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