給料の振り分け計算をスマートに!家計簿ではなく比率管理ができるおすすめアプリと活用法

家計、節約

毎月の給料を「支出記録」ではなく「比率で自動振り分けたい」と感じている方に向けて、本記事では家計簿アプリとは異なる視点から、給料管理に役立つアプリや方法をご紹介します。交通費や一部の収入を除いたうえで、残額を目的別に比率で分配できる仕組みがあると、より計画的なお金の使い方が可能になります。

「給料振り分け管理」に特化したアプリとは?

一般的な家計簿アプリは支出を記録・分析するものが主流ですが、「収入の内訳を設定した割合で管理する」機能を持つアプリも存在します。代表的なものに以下があります。

  • ゼロから家計簿(ゼロノクラシ):シンプルで比率設定が可能な管理法をアプリに取り込んだ設計
  • Moneytree:収入と支出口座を連携し、資金移動での用途分けが見やすい
  • タップルールやGoogleスプレッドシートと連携できるIFTTT(自動計算向け)

カスタム振り分けに便利な「Googleスプレッドシート活用術」

給料のうち交通費を除外し、例えば「生活費50%、貯金30%、趣味10%、自由費10%」といった比率で管理したいなら、Googleスプレッドシートで自作するのも一つの方法です。

例えば次のような計算式を設定すれば、手動入力でも簡単に自動振り分けが可能です。

  • =(B2-C2)*0.5:給料B2から交通費C2を差し引いた50%
  • =(B2-C2)*0.3:貯金30%の自動算出

実際に毎月の給与と交通費を入力するだけで、各項目の金額が自動計算されます。

実例:会社員Aさんの振り分けルール

・月給:300,000円
・交通費:15,000円

差引額285,000円を以下のように自動配分。

  • 生活費(50%):142,500円
  • 貯金(30%):85,500円
  • 趣味(10%):28,500円
  • 自由費(10%):28,500円

このように明確に数値化しておくと、給与口座から各用途口座に振り替えるだけでお金の流れを管理できます。

「交通費を除外」した給与管理ができる理由

交通費はあくまで実費精算・福利厚生の一環として支給されるケースが多く、生活費としては計上しない方が現実的です。そのため、実際の可処分所得は交通費を除いた給与ベースで管理するのが理想です。

そのためにも、「振り分け元金額=給与-交通費」という視点を持って計算式やアプリを設定することがポイントです。

まとめ:家計簿ではなく、設計図としての給料管理を

本記事で紹介したように、「給料をどう使うか」という設計においては、家計簿アプリよりも比率管理ができるシートや振り分けアプリの方が有効です。

おすすめは、Googleスプレッドシートや比率機能付きのアプリを使って、「収入を設計図として扱う」こと。それによって、無駄遣いの防止だけでなく、目標的な貯金や投資への配分も実現しやすくなります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました