自動車保険の保険料は等級が上がるにつれて割引が大きくなりますが、それでも「13等級・事故なし」で月額12,000円は高いのでは?と感じる方も多いでしょう。この記事では、その金額が妥当かどうかを判断するための基準や、保険料を抑える方法について具体的に解説します。
保険料の相場を知る:13等級の平均額とは
自動車保険料はさまざまな要素によって決まるため、単に「13等級」での平均額を一概に示すのは難しいですが、事故歴なし・一般的な車両であれば、月額5,000〜9,000円程度が目安となります。
例えば、30代・車両保険付き・年間走行距離10,000km程度・通勤使用で「月8,000円前後」がよく見られる設定です。したがって12,000円はやや高めといえるでしょう。
高くなる原因とは?考えられる要因一覧
保険料が高くなる要因には次のようなものがあります。
- 車両保険が「一般型」で補償が広い
- 高額な車種(輸入車やスポーツカーなど)
- 年齢条件が「全年齢補償」
- 運転者の範囲が広い(例:家族限定なし)
- 年間走行距離が長い
- 対人・対物補償が無制限+特約多数
これらが複数該当する場合、月額12,000円でも不自然とは言い切れません。
保険内容を見直すポイント
見直しの第一歩は「今の保険証券」を確認し、補償内容を把握することです。特に次の点をチェックしましょう。
- 車両保険の種類(エコノミー型に変更可能か)
- 免責金額(5-10万円などに設定されているか)
- 人身傷害や搭乗者傷害の補償額
- 付帯特約(弁護士費用特約、ロードサービス等)
不要な特約がついていたり、補償が過剰である場合、これを見直すだけで保険料が大幅に減る可能性があります。
見積もりの比較が鍵!無料サービスを活用しよう
自動車保険は各社で条件が大きく異なります。一括見積もりサービスを使って、同条件での比較を行うことが非常に重要です。以下のようなサイトがおすすめです。
複数社からの見積もりを取得し、現在契約中の内容と比較することで、自分にとって最適なプランが見つかる可能性が高まります。
等級が上がるごとに保険料は下がるが…
13等級はまだ中盤に位置し、最大の20等級まではさらに7段階あります。等級が1つ上がるごとに保険料の割引率も上がりますが、基本的な補償内容が割高なままだと恩恵を感じにくいという点もあります。
そのため、「等級アップ=自動的に安くなる」とは限らず、補償内容とのバランスを常に見直すことが必要です。
まとめ:内容次第で高くも安くもなる、保険料は「比較」と「見直し」が大切
13等級・事故なしでも、月額12,000円はやや高い可能性があります。高額な理由を把握し、補償の見直しや一括見積もりの活用で最適なプランを探すことが大切です。少しの工夫で月数千円の節約につながる可能性があるため、定期的な見直しをおすすめします。
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