車の任意保険に加入している方が、原付125cc以下限定の「ファミリーバイク特約」を選んでいる場合、400ccバイクを新たに追加したいときには注意が必要です。本記事では、補償内容や料金目安、400ccバイクに適した別保険との比較をわかりやすく解説します。
ファミリーバイク特約とは?補償範囲の確認
この特約は、自動車保険に付帯可能な原付バイク(125cc以下)向けの補償です。対人・対物賠償のほか、ケガへの補償も選択できますが、対象外となるのは修理費や車両そのものの補償、また125cc超は対象外となります:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
400ccバイクを所有する場合は、この特約では補償範囲外になってしまいます。
400ccバイクには専用バイク保険が必要
400ccは中型バイクに該当し、ファミリーバイク特約では補償対象外です。そのため任意の単体バイク保険へ加入が必須となり、料金体系も異なります:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
単体のバイク保険料相場は、ゴールド免許・年間3000~5000km走行の前提で、年間1.5万〜3万円程度が目安です:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
年間料金の具体的な比較目安
以下に、ファミリーバイク特約と単体バイク保険の年間コストを比較した例を示します。
- ファミリーバイク特約(原付向け)+車の保険料:年間約1~2万円
→ただし、400ccには適用不可。 - 単体バイク保険(400ccの場合):年間約1.5~3万円程度(ゴールド免許などで割引あり)
既存の自動車保険にそのまま付帯でき、追加で1~2万円のコストで済む原付とは異なり、400ccの場合は別契約で保険料1.5万~3万円が必要です。
補償内容の違いと選ぶ基準
ファミリーバイク特約は「自賠責+任意の簡易補償」として便利ですが、中型バイク(400cc)はリスクが高いため、単体バイク保険で「対人・対物無制限」「人身傷害」「ロードサービスなど」を備えるのが望ましいです。
また、ゴールド免許・走行距離の少なめやネット割引などで保険料を抑えられる点もポイントです:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
まとめ:400cc導入なら単体保険の加入が必須
・ファミリーバイク特約→125cc以下のみ補償。400ccには適用不可。
・400ccの場合→単体バイク保険が必要で、年間1.5万〜3万円程度が目安。
ゴールド免許や走行距離が少なければ、比較的お手頃な保険料で安心の補償が確保できます。導入前に保険会社や代理店で複数見積もりを取り、補償内容と料金のバランスを検討することをおすすめします。
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