未成年が虚偽申告でクレジットカード審査に通ったらどうなる?Amazon Mastercardのケースと注意点

クレジットカード

クレジットカードの申し込みにおいて、生年月日や本人情報を偽って申し込むとどうなるのでしょうか。特にAmazon Mastercardのようなオンライン申請が可能なカードは、審査が通ってしまうこともありますが、そこには重大なリスクが潜んでいます。

未成年のクレジットカード申し込みは原則NG

日本国内では、クレジットカードは原則18歳以上(高校生を除く)でなければ申し込めません。つまり、高校在学中は基本的にカードを作ることはできない仕組みです。

今回のように2000年生まれと偽って申し込んでしまった場合、それは「虚偽申告」に該当し、契約の取り消し・カード利用停止の対象になります。

なぜ審査に通ってしまったのか?

クレジットカード会社は通常、申し込み情報の真偽を信用情報や本人確認書類を通じてチェックしますが、オンライン完結型の即時審査カードでは、一部自動処理が先行してしまうケースがあります。

たとえば、本人確認書類のアップロードが後回しのカードでは、生年月日などの虚偽申告に気づかずに一旦審査通過の通知が出ることがあります。

銀行口座とカード情報が一致しない場合の引き落としは?

カード利用代金の引き落としは、銀行口座に登録された名義とクレジットカード会社側の情報が一致していないと、正常に引き落としがされない場合があります。

また、名義は一致していても、本人確認が未完了のままでは利用制限や引き落とし不能となるリスクが高くなります。

虚偽申告がバレた場合のリスク

・カードの即時利用停止
強制退会・契約取消し
・金融事故情報として信用情報機関に「不正申込履歴」が残る可能性あり

こうなると、将来のクレジットカードやローン申請に悪影響が出る場合があります。特にCICやJICCに「申込みブラック」として記録が残ると、20代になっても審査落ちし続けることがあるため注意が必要です。

もし申込みしてしまった場合の対処方法

  • カード会社(例:三井住友カード)へすぐに連絡し、「未成年で誤って申し込んだ」旨を正直に説明
  • 届いたカードは絶対に使用しない
  • 既に届いていたら、封を開けず返送または破棄の指示に従う

誠実に対応することで、記録に残らずに解約処理が済む場合もあります。

まとめ

高校生の段階でAmazon Mastercardなどに生年月日を偽って申し込んでしまうと、カード利用自体が法律や規約違反になり、後の人生で大きなデメリットとなる可能性があります。

審査に通ってしまっても、それはシステム上の一時的な処理にすぎず、虚偽が判明すれば強制解約や信用情報の傷として残ることも。今後の金融人生に悪影響を与えないよう、早めの誠実な対応と正しい知識を身につけましょう。

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