ゆうちょ銀行のカードがロックされたとき、通帳で現金は引き出せる？正しい対応方法を解説

ATMでゆうちょ銀行のキャッシュカードを使用中に暗証番号を連続で間違えてロックされてしまうケースは意外と多くあります。そんなときに「通帳を使えば現金をおろせるのか？」という疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、ゆうちょ銀行での通帳とカードの違い、ロック時の対応方法について詳しく解説します。

キャッシュカードと通帳は“別機能”の扱い

まず大前提として、ゆうちょ銀行ではキャッシュカードと通帳は完全に別個の取り扱いになります。ATMで使用できる機能も異なり、通帳を使って出金や記帳はできますが、キャッシュカードがロックされた場合、そのカード自体の利用は停止されます。

通帳だけで出金するには対応しているATMを使う必要があり、また場合によっては通帳と印鑑を持って窓口での手続きが必要になることもあります。

キャッシュカードがロックされた場合、以下のような対応が一般的です。

カードのロックはセキュリティ上、即時解除できない仕組みになっており、本人確認が必須です。

すべてのゆうちょATMが通帳による出金に対応しているわけではありません。基本的には、大型のゆうちょATMや郵便局内のATMで通帳による出金が可能です。

また、出金時には通帳に記帳可能なスペースが残っていないとエラーになるケースもあります。必要に応じて記帳を済ませてから出金操作を行いましょう。

ATMでの対応が難しい場合は、最寄りのゆうちょ銀行や郵便局の窓口で対応できます。必要な持ち物は以下の通りです。

本人確認ができれば、ロックされたカードの解除や新しいカードの再発行、現金の出金などがその場で可能になります。

暗証番号を間違える原因としては、普段と違うATMの配置や押し間違いが挙げられます。以下のような対策で防ぐことができます。

ゆうちょ銀行のキャッシュカードがロックされてしまっても、通帳があれば条件次第で現金の引き出しは可能です。ただし、通帳のみで対応できるATMは限られているため、最も確実なのは窓口での手続きです。

今後のためにも、暗証番号の管理や通帳の取り扱いには十分注意を払い、安心・安全にゆうちょ銀行を利用していきましょう。