共済保険に加入していると、いざという時にどれくらい給付を受けられるのかは非常に気になるポイントです。特に道民共済の「総合保障2型+入院保障2型」など、組み合わせで加入している場合、給付額の計算が複雑に感じられることもあります。本記事では、月額7400円の掛金で実際に入院した場合に、1日あたりいくら受け取れるのかをわかりやすく解説します。
道民共済とは?簡単に仕組みをおさらい
道民共済は、北海道民を対象とした共済組織で、民間の保険と比べて低い掛金で比較的手厚い保障を受けられるのが特徴です。主に「総合保障型」と「入院保障型」を組み合わせて加入するスタイルが一般的です。
月額の掛金も手頃で、加入者の多くは2つ以上の保障型をセットにして安心を確保しています。
「総合2型」+「入院保障2型」の内容を分解してみよう
この組み合わせは以下のような内容で構成されています。
- 総合保障2型:主に事故・病気による入院や手術、死亡などへの保障
- 入院保障2型:病気・ケガによる入院をより手厚くカバー
この2つを合わせると、入院時に複数の給付金が重複して支払われる仕組みになっています。
入院した場合、1日あたりの給付金はいくら?
2024年時点での目安として、各型の入院給付金は以下の通りです。
保障型 | 入院給付金(日額) |
---|---|
総合保障2型 | 5,000円 |
入院保障2型 | 8,000円 |
合計 | 13,000円 |
つまり、病気やケガで1日入院した場合、1日あたり13,000円の給付が受けられることになります。
さらに、手術や通院、先進医療などの追加保障がある場合もあるため、契約内容をよく確認することが大切です。
実際のケース:5日間の入院を想定してみる
たとえば風邪や胃腸炎で5日間の入院をした場合、13,000円×5日=65,000円が受け取れる計算になります。
これに加えて、手術を行った場合には別途手術給付金(例:1~20万円など)が支払われることもあります。保障の対象になるかどうかは、給付条件や診断書の内容により異なります。
保障を受けるための申請手続きと注意点
給付を受けるには、診療明細書や入退院証明書などの書類を共済に提出する必要があります。申請は入院後でも可能ですが、遅延しないよう早めに手続きを行いましょう。
また、事前に共済へ連絡して必要書類を確認しておくことで、スムーズな給付が期待できます。
まとめ:月額7,400円で1日13,000円の入院保障は手厚い
道民共済の「総合2型+入院保障2型」は、月額7,400円で1日あたり13,000円の入院保障が受けられる、非常にコストパフォーマンスの高い保障プランです。
実際に給付を受けるには手続きや条件の確認が重要ですが、基本的な仕組みを知っておくことで、安心して備えることができます。保障内容は年度ごとに見直しがある場合もあるため、最新情報は道民共済の公式資料で確認しておきましょう。
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