888から始まる電話は詐欺?名前や生年月日を伝えた後に取るべき対策と注意点

クレジットカード

最近、「888」から始まる不審な電話が増えており、「未払いのクレジット」や「日本信用情報機構」など、実在する機関を名乗って個人情報を聞き出すケースが報告されています。こうした電話に対応してしまった場合、どのようなリスクがあるのか、また今後どう行動すべきかについて解説します。

「888」から始まる電話番号とは何か?

日本国内の通常の電話番号体系には「888」から始まる番号は存在しません。この番号は海外からのIP電話や、仮想電話番号を使った架空請求詐欺などに利用されることが多く、正規の企業や機関が使用することはまずありません。

「888」から始まる番号は高確率で詐欺電話と認識し、応答や操作(番号を押すなど)は避けるのが安全です。

個人情報を伝えてしまったら何が起こる?

氏名や生年月日などの基本情報は、他の情報と組み合わされることで「なりすまし」や「口座乗っ取り」に悪用される可能性があります。たとえば、以下のような被害に発展する恐れがあります。

  • クレジットカードの不正申し込み
  • 携帯電話契約のなりすまし
  • 闇金などの不正契約

特に「これだけでは危険性が低い」と油断せず、すぐに次の対策を取りましょう。

被害を防ぐための具体的な対処法

個人情報を伝えてしまった直後に取るべきアクションを以下にまとめます。

  • 警察に相談:最寄りの警察署または「#9110」に相談して記録を残しておくこと。
  • クレジット会社や銀行への通知:不正利用があった場合に備え、利用中の金融機関にも連絡。
  • 信用情報機関への確認:CICやJICCなどで信用情報の閲覧履歴や申込情報を確認。

なお、氏名と生年月日だけでは直ちに被害に直結しないことが多いですが、複数の情報を集めた上で悪用される可能性があるため、警戒を続ける必要があります。

今後同じような詐欺に引っかからないために

このような電話に二度と引っかからないよう、以下のポイントを心掛けましょう。

  • 知らない番号には出ない:特に海外や不審な番号は応答しないこと。
  • 録音機能や着信拒否設定を活用する。
  • 不安になった場合は、警察庁の特殊詐欺対策サイトなど公的機関の情報を確認する。

また、同様の被害に遭った人の体験談を読んでおくことで、詐欺パターンを事前に知ることも効果的です。

まとめ:個人情報を渡してしまったらすぐに対応を

888から始まる電話や、信用情報機関を名乗る不審な連絡は詐欺の可能性が高いため、慎重に対応することが必要です。もしも名前や生年月日を伝えてしまった場合でも、すぐに適切な対処をすれば被害を防ぐことができます。

「少しでもおかしい」と感じたら、まずは誰かに相談し、落ち着いて行動しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました