スマホ決済が主流になりつつある現在、同じ楽天カードを使っていても「Google Pay経由」や「楽天ペイアプリ経由」で支払い方法が異なることがあります。どちらも便利ですが、ポイント還元や対応店舗、決済方式に違いがあります。この記事では、その違いと活用方法について詳しく解説します。
Google Payに登録した楽天カードでの支払い
Google Payを通じた楽天カードの決済は、主に「QUICPay」方式で処理されます。これは、NFCによるタッチ決済で、レジにスマホをかざすだけで支払いが完了する非接触型です。
対応店舗はコンビニやドラッグストア、飲食チェーンなどQUICPayに対応した全国の加盟店が対象です。楽天ポイントの還元は通常の楽天カード利用と同じく1.0%(基本)ですが、楽天ペイ独自のポイントアップ対象にはなりません。
楽天ペイアプリ経由で楽天カード払い
楽天ペイアプリは、QRコード・バーコードを使って支払う方式です。アプリ内で楽天カードを支払い元として設定しておけば、楽天カードから引き落とされます。
最大のメリットは、楽天ペイ利用でのポイントアップ特典があることです。キャンペーンや特定店舗での利用で、ポイント還元率が2倍〜5倍になることもあります。楽天経済圏で生活している人にとっては特にお得です。
使える店舗・決済方法の違い
Google Pay(QUICPay)は、非接触ICリーダー対応のレジ端末での支払いに向いています。一方、楽天ペイはバーコード読み取り型の店舗で使われるため、レジの形式によってどちらを使うべきかが変わります。
たとえば、ローソンではどちらの方法も利用可能ですが、個人経営の飲食店では楽天ペイしか使えないこともあります。利用前にレジ周りの案内を確認しておくと安心です。
ポイントの違いを比較
決済方法 | ポイント還元率 | キャンペーン |
---|---|---|
Google Pay(楽天カード) | 1.0% | 少ない |
楽天ペイ(楽天カード) | 1.0%+アプリ特典 | 多い(2〜5倍も) |
上記のように、楽天ペイ経由の方がポイント面では圧倒的に有利ですが、使いやすさではGoogle Pay(QUICPay)にも軍配が上がるケースがあります。
シーン別の使い分けがおすすめ
日常的な支払いでは、タッチ一発のGoogle Pay(QUICPay)がスムーズです。改札口や急いでいるとき、レジで並ぶ際にも便利。
一方、キャンペーン中やポイント重視のときは楽天ペイアプリの方が賢い選択です。特に「楽天ペイ利用で+3倍ポイント」などのイベントは頻繁に行われています。
まとめ:ポイント還元と利便性、どちらを取るか
楽天カードをスマホで使う方法には、Google Payと楽天ペイアプリの2通りがあります。それぞれ決済方式と得られるメリットが異なり、利便性を取るならGoogle Pay、ポイント還元を重視するなら楽天ペイがおすすめです。
状況に応じて使い分けることで、スマホ決済をよりスマートに活用できます。自身のライフスタイルに合った選択をして、賢くキャッシュレス生活を楽しみましょう。
コメント