クレジットカードの不正利用は誰にでも起こり得るトラブルです。特に初めて体験すると、どうすればいいのか分からず不安になるのは当然のこと。この記事では、楽天カードで不正利用があった場合の具体的な流れや、その後にやるべきこと、そして再発防止のための対策までをわかりやすくご紹介します。
楽天カードの不正利用が発覚したときの初動対応
まず最初に行うべきは、楽天カードからの通知に従って不正利用の確認と本人認証を行うことです。楽天カードからSMSやメールで通知が届いたら、正規の連絡先や公式アプリからアクセスして対応しましょう。
すでに多くの方が体験しているように、「パスワード変更」や「本人確認」まで完了していれば、第一段階の対応は済んでいます。ただし、これで終わりではありません。
不正利用が確認された後の流れ
不正利用が確認されると、楽天カード側でカードの一時停止または強制停止が行われます。そして、通常は新しいカードが自動的に再発行され、登録住所へ郵送されます。
楽天カードの公式ガイドによると、新しいカードは不正利用の確認完了後、約1週間以内に届くのが一般的です。ただし、状況により前後することもあるため、楽天カードコンタクトセンターへの確認が安心です。
確認すべき3つのポイント
- ①カードが本当に停止されているか:楽天e-NAVIにログインし、「ご利用明細」や「カード情報」から確認可能です。
- ②新しいカードの発送状況:楽天e-NAVIの「カード再発行」欄でステータス確認ができます。
- ③不正利用分の請求停止:調査の上で不正と認定された利用分は、原則として請求されません。調査中であれば一時的に明細に記載されることがありますが、確定前であれば支払い対象にはなりません。
やるべきことチェックリスト
楽天カード不正利用後にやっておきたい項目は以下の通りです。
- パスワード変更(すでに完了)
- 利用明細の確認
- 楽天e-NAVIからカード停止・再発行状況の確認
- 楽天カード問い合わせ窓口へ連絡(不安な点がある場合)
- 連携しているサブスクやサービスのカード情報更新
とくに、旧カードで登録していたサブスクリプションサービス(Netflix、Amazon、スマホ料金など)は、再発行後に新しいカード番号での再登録が必要です。
再発防止のためにできる対策
今後同様の被害を防ぐためには、以下のようなセキュリティ対策が有効です。
- ワンタイムパスワードの設定:楽天カードアプリで利用可能です。
- 怪しいメール・SMSは開かない:特にURLをタップしないよう注意。
- カード利用通知をONにする:利用があるたびに通知される機能です。
- 定期的なパスワード変更:同じパスワードを長期間使わない。
また、楽天カードでは不正検知システムが24時間体制で稼働しており、不審な利用を自動的にブロックする仕組みも整っています。
まとめ:落ち着いて確認と連絡を
楽天カードの不正利用があった場合でも、迅速に適切な対応をすれば多くの場合、金銭的な被害は防ぐことができます。すでに本人確認やパスワード変更を済ませている方は、カード再発行の進捗確認と、サブスクの情報更新を行えば安心です。
不安な点がある場合は、楽天カードのコンタクトセンター(0570-66-6910)へ相談するのも一つの方法です。焦らず、落ち着いて対応しましょう。
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