キャッシュレス決済が進む中、PayPayは多くのユーザーに利用されています。特にクレジットカードとの連携は注目されており、「PayPayカード以外のクレジットカードは登録できるが、コード決済に使えないのでは?」という疑問を持つ方も多いようです。本記事では、PayPayのクレジットカード登録とコード決済での使用について、最新情報をもとに解説します。
PayPayにクレジットカードを登録する仕組み
PayPayアプリでは、VisaやMastercard、JCBなどの主要ブランドのクレジットカードを登録することができます。ただし、登録できることと、実際にコード決済で使えることは別です。
例えば、三井住友カードや楽天カードなどを登録することは可能ですが、現時点(2025年6月時点)では「コード決済の支払い方法」としては選択できない仕様となっています。
PayPayカードだけがコード決済に対応している理由
PayPayが自社で発行する「PayPayカード」は、コード決済の支払い方法として直接利用可能です。これは、PayPayとの連携が深いため、リアルタイムでの認証や決済処理が可能だからです。
一方で、他社発行のクレジットカードでは、セキュリティや取引処理の観点からコード決済に制限が設けられていると考えられます。
登録後「支払い方法に設定できない」ケースの具体例
例えば、ユーザーが楽天カードを登録した際、登録自体は正常に完了するものの、コード決済の支払い方法として設定しようとすると選択肢に表示されません。
この場合、登録されたカードは「PayPayあと払い」や「オンライン決済」の一部にしか使えない状態になります。つまり、実店舗などでのコード支払いには未対応です。
今後のアップデート予定と見通し
PayPayは2024年以降、「他社クレジットカードでもコード決済が可能になる方向で調整中」と報道されていますが、2025年6月時点ではまだ対応開始されていません。
今後、夏以降のアップデートや仕様変更で対応される可能性がありますが、正式なアナウンスは現時点で確認されていないため、最新情報をPayPayの公式発表で確認することが重要です。
対応策:PayPayカード以外でもPayPayを活用するには?
現時点で他社クレジットカードをコード決済に使う方法はありませんが、以下のような代替策があります。
- PayPay銀行や他行からPayPay残高にチャージして使う
- PayPayカード(またはPayPayあと払い)を申し込む
- オンライン決済用途のみで他社カードを使う
用途に応じて使い分けることで、スムーズなPayPay活用が可能です。
まとめ:現時点ではPayPayカードのみがコード決済対応
他社クレジットカードはPayPayアプリに登録可能ですが、コード決済の支払い方法としては設定できません。これは仕様によるもので、決済時のセキュリティや即時処理の制限が背景にあると考えられます。今後のアップデートで改善される可能性もあるため、公式発表を随時チェックすることが大切です。
現時点では、PayPayカードまたはPayPay残高を利用するのがもっとも確実な方法といえるでしょう。
コメント