クレジットカードの請求タイミングは、締め日と支払日の関係によって決まります。特にVisaカードに限らず、多くのカード会社は「毎月15日締め翌月10日払い」や「毎月月末締め翌月27日払い」などのパターンを採用しています。この記事では、クレジットカードの利用日が実際にどの支払月に反映されるのかをわかりやすく解説します。
締め日と支払日の基本的な仕組み
クレジットカードの「締め日」は、どこまでの利用を1ヶ月分として集計するかを決める日であり、「支払日」はその金額が口座から引き落とされる日です。例えば「月末締め・翌月27日払い」の場合、6/1〜6/30の利用分が7/27に引き落とされます。
この仕組みにより、締め日をまたいだ利用は次月の請求に含まれるため、どの時点でカードを利用するかによって、請求月が1ヶ月変わることがあります。
Visaカードの例:6月利用分はいつ支払う?
たとえばVisaカードで「6月1日〜6月30日」までに利用した場合、それは「6月分の利用」としてカウントされ、通常は「7月○日」に支払うことになります。支払日はカード会社により異なりますが、楽天カードなら7月27日、三井住友カードなら7月10日などが多いです。
一方で「7月1日〜7月10日」に使った分は、7月の利用分に含まれ、「8月の支払日」に請求されるのが一般的です。
支払額確定日と実際の請求との関係
支払額の確定は、締め日の数日後に行われることが多く、例えば月末締めの場合は7月2日〜5日あたりに確定し、その後に「今月のご利用明細」として通知が届きます。
この明細に反映されるのは、締め日までに利用が確定した取引のみであり、それ以降の利用(7/1〜7/10など)は来月分に回されるため、今回の請求には含まれません。
具体的な日付ごとの反映タイミング
利用日 | 請求に反映される月 | 支払日 |
---|---|---|
6月15日 | 6月利用分 | 7月支払 |
6月30日 | 6月利用分 | 7月支払 |
7月1日 | 7月利用分 | 8月支払 |
7月10日 | 7月利用分 | 8月支払 |
このように、月をまたいでカードを使うと「来月の請求」に含まれることになるため、支払スケジュールを見越して利用することが大切です。
カード会社ごとの締め日・支払日の違い
クレジットカード会社によって締め日と支払日は異なります。一例として以下のようなケースがあります。
- 楽天カード:毎月月末締め・翌月27日払い
- 三井住友カード:毎月15日締め・翌月10日払い
- イオンカード:毎月10日締め・翌月2日払い
自分のカードのスケジュールは、明細書やアプリ、公式サイトの「支払い日一覧」で必ず確認しておきましょう。
まとめ:請求タイミングを理解すれば安心して使える
クレジットカードの利用額は、利用日が締め日前か後かによって、請求される月が決まります。今回の例では「6月利用分=7月支払」「7月1日以降の利用=8月支払」となるのが一般的です。
支払いタイミングを理解しておくことで、家計管理やカードの使いすぎ防止にも役立ちます。毎月の利用明細や締め日を意識して、計画的なカードライフを送りましょう。
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