共通ポイントが使える店舗は年々増えていますが、Tポイント、dポイント、楽天ポイント、Pontaなどと比べて、Vポイントは利用できる場所がやや限られています。特に「Vポイントしか使えない」加盟店がどこなのか、気になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、マルエツを代表とするVポイント専用加盟店や今後対応予定の情報、さらには他ポイントとの違いについて詳しく解説します。
Vポイントとは?基本の仕組みと使い方
Vポイントは三井住友カードが提供する共通ポイントサービスで、Visaの利用や対象加盟店での買い物などで貯めたり使ったりできる仕組みです。
2024年にTポイントと統合されたことで、今後は利用可能店舗が大幅に広がる見込みではありますが、現時点で「Vポイントしか使えない」お店は限られています。
Vポイントしか使えない代表的な加盟店:マルエツ
スーパーマーケットチェーン「マルエツ」は、現在のところVポイントが使える希少な加盟店の一つであり、他の共通ポイント(dポイントや楽天ポイントなど)は利用できません。
マルエツ店頭での買い物時に、スマートフォンのVポイントアプリを提示することでポイントが貯まり、使うことも可能です。
マルエツ以外にVポイント専用で使える加盟店
以下の店舗やサービスでも、「Vポイントのみ利用可」として独自に対応しているケースがあります(2025年6月時点)。
- カスミ:一部店舗がVポイント提携、Tポイントなどは非対応
- サミット(特定エリア):Vポイント導入済みの一部店舗に限る
- ドラッグセイムス(Vカード提示時):Tポイント非対応の地域店舗あり
- 一部の地方ローカル飲食店や商店街:三井住友カードとの直接提携による対応
ただし、これらの店舗でも「店舗ごと」にポイント対応状況が異なるため、事前に公式アプリや現地の案内を確認するのがおすすめです。
Vポイントと他ポイントの使い分けの注意点
Vポイントは、以下のように他の共通ポイントとは使い勝手が異なります。
ポイント種別 | 利用可能店舗数 | 代表的加盟店 | 電子マネー連携 |
---|---|---|---|
Vポイント | やや少なめ | マルエツ、カスミ、一部サミット | 三井住友カード、VポイントPay |
dポイント | 多い | ローソン、マクドナルド | d払い |
楽天ポイント | 非常に多い | 楽天市場、ファミリーマート | 楽天ペイ |
Pontaポイント | 多い | ローソン、じゃらん | au PAY |
このように、Vポイントは主に三井住友グループの経済圏で利用が集中しており、全国的に広く展開しているとは言えない状況です。
WAON POINTとの違いや今後の展望
イオングループで展開されているWAON POINTも、2024年以降で利用範囲が拡大しており、今後は「共通ポイント」としての競争力が増しています。たとえば、イオン系列スーパーでdポイントや楽天ポイントに加えてWAON POINTも選択肢に入るようになりつつあります。
一方でVポイントは、Tポイントとの統合によって対応範囲が増加する期待がありますが、現段階では「Vポイントしか使えない」店舗はまだ少数です。
まとめ:Vポイント専用店舗はまだ限定的、今後の拡大に期待
現時点で「Vポイントしか使えない」加盟店はマルエツをはじめとする一部の小売店に限られています。他の共通ポイントと比べるとまだ展開規模は小さいですが、Tポイントとの統合が進むことで、今後は共通ポイントとしての使い勝手が向上する可能性があります。
Vポイントユーザーは、対象店舗の確認をこまめに行いつつ、他のポイントサービスとの併用を検討するとよりお得に活用できます。
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