インターネットバンキングにおけるセキュリティ強化の一環として、多くの金融機関が導入している「ハードトークン」。きらぼし銀行もその一つであり、利用者にとっては安全に取引を行うための大切な認証手段となります。この記事では、きらぼし銀行のハードトークン更新に関する流れや注意点について詳しく解説します。
ハードトークンとは?その役割を再確認
ハードトークンとは、一定時間ごとに変化するワンタイムパスワードを生成する小型の電子機器です。これにより、インターネットバンキングでの不正アクセスを防止する仕組みが構築されています。
きらぼし銀行では、法人および個人向けインターネットバンキングの一部機能でこのトークンが必須となっており、特に振込や重要な設定変更時などに使われます。
有効期限が近づいたらどうなる?
きらぼし銀行のハードトークンには使用期限(約5年程度)が設けられており、期限が近づくと事前に通知が届きます。通知の方法としては、主に「インターネットバンキング画面のメッセージ」や「郵送物」での案内があります。
この案内に従い、更新手続きに進むことで、新しいハードトークンが発行されます。なお、更新対象者には自動的に新しいトークンが郵送されるケースが多いですが、一部は手動申請が必要な場合もあります。
新しいハードトークンの設定方法
届いた新しいハードトークンは、インターネットバンキング画面から登録・切替の操作を行うことで利用可能になります。設定手順の概要は以下の通りです。
- 旧トークンを使ってインターネットバンキングにログイン
- 「トークン切替」のメニューを選択
- 新しいトークンに表示されるワンタイムパスワードを入力
- 登録完了の確認メッセージを受信
切替後は旧トークンは使用不可となるため、速やかに廃棄処分してください。
更新時の注意点
更新に際して注意すべき点もあります。特に以下のようなケースでは、事前に銀行への問い合わせが必要になる場合があります。
- 登録住所が古いままの場合(新しいトークンが届かない)
- 長期間ログインしておらずトークンの有効性が確認できない
- 現在のトークンを紛失している
トラブルを未然に防ぐためにも、更新通知が来たらすぐに対応するよう心がけましょう。
ネットで完結する?利用者が行う作業とは
トークン更新に関しては、基本的にネット上で完結する設計になっています。つまり、新しいトークンは郵送で届くものの、設定・切替の操作自体はインターネットバンキングで行う形です。
紙の申込書などは原則不要で、ログイン後に数分で完了できるため、業務の合間や帰宅後でもスムーズに対応できます。
まとめ:期限前に余裕を持って対応しよう
きらぼし銀行のハードトークンは、安全な取引のために欠かせないアイテムです。有効期限が近づくと新しいトークンが送られてきますが、設定の切替はインターネットバンキングでの対応が必要です。
住所変更の確認や旧トークンの保管場所など、事前準備を怠らなければスムーズな移行が可能です。もし不安があれば、銀行のサポートセンターへの相談もおすすめです。
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