手取り22万円で35万円のPC購入はアリ?新社会人が高額買い物で後悔しないための考え方

家計、節約

新社会人として収入を得るようになると、自分の欲しいものを手に入れたい気持ちが強くなるものです。特にパソコンなどの高額な買い物は、今後の生活や仕事にも関係するため悩ましい判断になります。手取り22万円で35万円のPCを購入するのは現実的か、ライフスタイルや資金管理の観点から解説します。

収支バランスから見るPC購入のタイミング

毎月の手取りが22万円、家賃が社宅で数千円という状況は貯金しやすい好条件です。しかし現在の貯金が10万円で、35万円のPCを6回払い(約6万円/月)にすると、残りの生活費が圧迫される可能性があります。

例えば、生活費を月12万円と見積もった場合、残り4万円程度しか自由に使えない計算になります。突発的な出費があれば、すぐにキャッシュフローが苦しくなるかもしれません。

高額なPCを買う目的を明確にする

そのPCが業務に必要、または副業やスキルアップのために使うなど「投資的意味」があるのであれば、ある程度の無理は許容範囲内です。しかし、ただ趣味や欲求を満たすためであれば、もう少しタイミングを考えるのも良策です。

たとえば、動画編集やプログラミング、副業で使用する場合は長期的にリターンが見込める可能性があります。その場合は、多少無理をしてでも「先行投資」として意味があります。

貯金をしてから購入するメリット

購入を3〜6ヶ月後に延ばし、貯金を20万円以上にしてから購入することで、金利負担もなく一括や少額ローンで購入でき、精神的な安心感も得られます。

例: 月5万円貯金すれば、半年で30万円に。あと5万円をボーナスや調整で補えば、一括購入も可能です。

6回払いを選ぶ際の注意点

6回払いを考える場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 金利が発生するかを必ず確認
  • カード利用額が上限に近づいていないか
  • 毎月の固定費・生活費を含めたキャッシュフローに無理がないか

もし無金利分割が利用できる店舗やキャンペーンがあれば、上手に活用しましょう。

実例:20代前半の社会人がPC購入を検討したケース

Aさん(手取り21万円・家賃2万円)は、動画編集の副業を始めるために30万円のPCを購入。1年間で副業収入が10万円を超え、実質的に元を取った形に。購入前に「やる目的」を明確にしていたことが成功の鍵でした。

逆に、Bさん(手取り22万円・家賃1万円)はゲーム目的で35万円のPCを分割購入。3ヶ月後に支払いがきつくなり、他の出費をカードに頼るように。後悔して安いノートPCへの買い替えを検討する羽目に。

まとめ:買う前に「目的」「資金」「支払計画」を整理しよう

高額なPCを新社会人が購入する場合は、「なぜ今買うのか」「どのように使うのか」「返済に無理はないか」の3点を明確にすることが重要です。社宅などの条件が良いので、貯金しやすい今こそ、タイミングを見て賢く計画するのが理想的です。

一時的な欲求ではなく、長期的な生活や将来設計を考えた買い物が、後悔しない選択へとつながります。

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