2026年1月からJCBのOki Dokiポイントは「J‑POINT」に刷新されます。50万円ごとのボーナスポイント導入や還元率の上限設定など、大幅な変更が予定されており、「改悪では?」との声も少なくありません。この記事では、新制度の仕組みを正しく理解し、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
①新制度の内容を整理
2026年1月からは、200円ごとに1ポイント獲得、さらに年間利用額50万円ごとにボーナスポイントが付与される仕組みとなります :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
また、年間300万円の利用で還元率が最大1%に到達し、それ以上はボーナスポイントの追加付与はありません :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
②利用額が50万円未満の会員への影響とは?
改定後は年間利用額が50万円に満たない場合、ボーナスポイントが一切付かない仕組みに。149万円や199万円など、区切り直前で止まる会員にはポイントが減る可能性があります。
年間50万円未満の利用者は、これまで得られていた小さなボーナス分が削減されることになります。
③300万円超でも恩恵は限定的?
制度上は300万円までの利用が最大ボーナス対象で、350万円以上は同等扱いとなり、実質的にそれ以上使ってもメリットは拡大しません :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
高額利用者のさらなるポイント還元を期待していた方には、不満が出やすい設計といえるでしょう。
④2025年の扱いはどうなる?
2024年12月16日~2025年12月15日の期間は利用実績の集計は行われませんが、ポイント優遇(ボーナスポイントなど)は適用されます :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
つまり、2025年中の利用分も評価対象となり、ポイントを貯めやすい過渡期となります。
⑤「改悪」なのか?メリットとデメリットのバランス
▼メリット
- 200円ごとにポイント付与されるようになり、小額利用でもポイントが貯まりやすい
- 年間利用実績でボーナスが獲得でき、使った分だけ明確なリターンが得られる
▼デメリット
- 年間50万円以下の利用者はボーナス対象外になる可能性が高く、不満が生じやすい
- 300万円以上の利用でも追加メリットがなく、高額利用者からは「天井が低い」との声が出やすい
⑥実際どう感じる?利用者目線の視点
たとえば年120万円利用のユーザーの場合。
- 2025年まではおまけ感覚でボーナスが入っていた
- 2026年以降は50万円区切りで300万円まで明確な恩恵があるが、50万円未満の端数部分には対応しない
一方、高額利用者(400万円超)には、制度の限界が不満に感じられるかもしれません。
まとめ:制度の変化を理解し、賢く付き合おう
JCBのポイント制度は、2026年から「貯まりやすさ」と「使った額に応じた明確なボーナス」を目指す姿勢に転じます。しかし、50万円未満の利用者や300万円以上のヘビーユーザーには不利に感じられる設計に。
改悪と感じるかは利用スタイル次第。年間利用額が明確な人ほど、制度改定の影響を受けやすいため、自身の利用を振り返り、使い方を見直すチャンスとも言えます。
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