希望ナンバーを取得するための手続き当日は、ナンバープレートが変わる前後で車両を運転する必要があるため、自動車保険をどうすべきか悩む方も多いのではないでしょうか。特にコンビニで加入できる一時保険（自動車運転者保険）を利用する場合、どのナンバー情報で契約すべきか混乱しがちです。この記事では、希望ナンバー変更のスケジュールと保険手続きの正しい流れを具体例を交えて解説します。
希望ナンバー変更の流れを整理しよう
希望ナンバー制度では、以下のような流れで手続きが進みます。
- 午前：現在のナンバーで運輸支局・整備局へ移動
- 午後：希望ナンバーへ変更手続きと新プレートの装着
この流れの中で「午前中に車を運転する必要があるが、まだ新しいナンバーではない」という点がポイントです。
一時保険に登録すべきナンバーは「現時点で付いているもの」
コンビニやネットで加入する一日自動車保険では、現時点で車に装着されているナンバー情報を登録する必要があります。つまり、午前中の運転に使う一時保険は、変更前の古いナンバーで加入するのが正解です。
理由は、保険契約時点の車両情報と実際に走行している車の情報が一致していなければ、事故が起きた際に補償対象外とされるリスクがあるためです。
午後のナンバー変更後は新たな保険加入が必要か？
午後にナンバーを変更した後に再び運転する場合、その時点で古いナンバーの保険契約は実質的に無効と見なされることがあります。そのため、再度一時保険に入り直すか、既存の任意保険にナンバー変更の情報を登録し直す必要があります。
一時保険を使う場合は、変更後のナンバーで新たに再契約することで、午後の移動も安心です。ただし、1日に複数回加入できない保険もあるため、事前に保険会社の利用条件を確認しておきましょう。
友人の車を運転する場合の注意点
今回のように「友人名義の車を一時的に運転する」ケースでは、他人の車でも加入できる一時保険（例：セブンイレブンやローソンの1日保険）を活用できます。ただし、以下の点に注意しましょう。
- ナンバーと車検証情報は正確に入力する
- 運転者本人が契約者になる（友人ではなく、自分の情報で加入）
- 車種・車両条件（自家用普通・小型乗用車など）に適合しているか確認
車両情報が誤っていると、万が一の事故時に補償を受けられない可能性があります。
手続きをスムーズに進めるための事前準備
当日の混乱を避けるために、以下の準備をおすすめします。
- 車検証を手元に準備し、ナンバー・車台番号を確認
- 一時保険の申し込み画面を事前に確認しておく
- 午前中用と午後用の保険加入を2枠検討しておく（保険会社によって可能）
また、午後のナンバー変更後に運転が必要ない場合は、午前中の旧ナンバーのみの保険加入でも十分な場合があります。
まとめ：希望ナンバー変更日でも正しいナンバーで保険に入れば安心
希望ナンバー変更の当日は、「今ついているナンバー」を基準に保険に加入するのが原則です。午前中の運転には旧ナンバーで、午後に新ナンバーへ変更後、再び運転が必要であれば新ナンバーで再度一時保険に加入することを検討しましょう。
少しの手間で大きな安心が得られる一時保険。事前の情報収集と正確な入力を心がけ、安全な運転を心掛けましょう。
コメント