高校生がオーストラリアへ3週間の留学を予定している場合、現地での支払い手段としてデビットカードは非常に便利です。特に公共交通機関やコンビニ、カフェなどでキャッシュレス決済が進んでいるオーストラリアでは、カード1枚で多くの支払いを済ませることができます。この記事では、未成年でも作れるおすすめのデビットカードと、オーストラリアでの具体的な利用方法について詳しく紹介します。
オーストラリアでのカード利用事情
オーストラリアは世界でも有数のキャッシュレス先進国であり、ほとんどの店舗でカード決済が可能です。特にビザ（VISA）やマスターカード（Mastercard）などの国際ブランドに対応したデビットカードは、広く受け入れられています。
たとえば、シドニーやメルボルンの電車・バスでは「タップオン・タップオフ方式」で、カードを端末にかざすだけで乗車できます。これはクレジットカードだけでなく、国際ブランド付きのデビットカードでも利用可能です。
高校生でも持てるおすすめのデビットカード
以下は、高校生でも申し込みが可能な日本のデビットカードの一例です。
- 三井住友銀行VISAデビット：15歳以上から申し込み可能。VISA対応で海外でも広く使える。
- 楽天銀行デビットカード（JCBまたはVISA）：16歳以上から可能。特に楽天ユーザーにとっては利便性が高い。
- みずほJCBデビット：15歳以上（中学生を除く）で作成でき、JCB加盟店で使用可能。
カードを作成する際は、必ず親の同意が必要になります。また、海外利用の設定や、出発前のチャージ確認も忘れずに行いましょう。
オーストラリアの交通機関でのデビットカード利用
オーストラリアの多くの都市では、ICカードの代わりにVisaやMastercardなどの非接触型決済が使えます。例えば、シドニーのOpalカード対応エリアでは、対応端末にタップするだけで運賃が引き落とされます。
このとき使えるのが、非接触対応のデビットカード（タッチ決済対応）です。カード自体がタッチ決済に対応していれば、クレジットカードと同様に利用可能です。
海外利用時の注意点
デビットカードは銀行口座から即時引き落としされる仕組みですが、「海外利用」を事前に有効化しておく必要があります。これは多くの銀行アプリやWebサイトから設定できます。
また、以下の点にも注意してください。
- 利用限度額の設定確認
- 両替不要でも為替手数料が発生すること
- ATMでの引き出しには追加手数料がかかる場合がある
万が一カードを紛失した場合は、すぐに発行元に連絡して利用停止手続きを行うことが大切です。
実際に使ってみた高校生の体験談
「メルボルンに3週間語学留学した高校生の体験談」では、楽天銀行のデビットカードを使用していた学生が、ほぼすべての買い物と移動をカード1枚で完結できたと話しています。現地のスーパーや駅の自動改札でもスムーズに使え、現金を使ったのはほとんどなかったとのこと。
ただし、Wi-Fiがない場所ではオンライン認証が通らないこともあるので、モバイル通信も確保しておくと安心です。
まとめ：高校生でも安心して使えるデビットカードを準備しよう
高校生が短期留学でオーストラリアに行く場合でも、デビットカードは安心・安全な支払い手段として非常に有効です。国際ブランド付きでタッチ決済対応のカードを選び、事前に海外設定と利用上限額を確認することで、現地でのトラブルを防げます。
保護者の協力と事前準備をしっかり行えば、デビットカードは海外生活の強い味方になります。
コメント