クレジットカードの特典を最大限活用したい方に人気なのが、住友ゴールドNLカードの「100万円修行」です。1年間に100万円以上の利用で年会費が永年無料になるうえ、魅力的な特典が用意されています。しかし、「火災保険の支払いはこの100万円に含まれるのか?」と疑問に思う方も少なくありません。今回はその疑問をクリアにしていきます。
住友ゴールドNLの「100万円修行」とは?
三井住友カード ゴールドNLは、年間利用額が100万円を超えると翌年以降の年会費が永年無料になる制度があります。これを通称「100万円修行」と呼ぶ人が多く、特にコスト意識の高い利用者に人気の施策です。
また、100万円到達後には、ボーナスポイント(Vポイント)なども加算されるため、実質的な還元率が向上します。修行と呼ばれる理由は、利用可能な支払いをすべてこのカードに集中させる戦略を取る必要があるためです。
100万円修行のカウント対象になる支払いとは?
基本的に100万円修行にカウントされるのは、ショッピング利用(物品購入やサービス支払い)が対象となります。以下のようなものが含まれます。
- コンビニやスーパーでの買い物
- 家電・家具などの大きな支払い
- 公共料金(電気・ガスなど)
- 携帯電話料金
- 定期券や交通系チャージ
ただし、一部の支払いについては対象外となります。注意が必要です。
火災保険の支払いは対象になるのか?
結論から言うと、火災保険の支払いが100万円修行にカウントされるかどうかは、支払い方法と引き落とし先によって異なります。
以下の場合はカウント対象となる可能性があります。
- 保険会社のWebサイトや店頭でカード決済をした場合
- 一括支払いでカード利用明細に「ショッピング扱い」と記載された場合
一方、以下のような場合は対象外となる可能性が高いです。
- 口座振替や振込での支払い
- 税金や国民年金同様「収納代行」扱いで処理される支払い
- 一部の保険料で「キャッシング扱い」または「送金」になる場合
そのため、火災保険料をカードで支払う前に、「ショッピング扱い」となるかをカード会社または保険会社に確認するのがベストです。
カウント対象外になるその他の支払い
100万円修行を考える際には、火災保険以外にもカウント対象外の項目に注意が必要です。以下のようなものはカウントされないと明記されています。
- 年会費・キャッシング・リボ払い手数料
- Suicaなどの電子マネーチャージ
- 税金・公金支払い
- 送金・寄付
たとえば、ふるさと納税や住民税の支払いは対象外となるケースが多いため、修行目的で利用するには適していません。
上手な100万円修行のすすめ
100万円修行を成功させるには、無理のない範囲で支出をカードに集約させることが鍵です。以下のような活用法がおすすめです。
- 大型家電やふるさと納税ではなく定期支出を積み上げる
- サブスクや保険料の支払いをカードに切り替える
- 家族カードで合算利用
ただし、修行のために無理な支出を増やしてしまうと本末転倒です。費目ごとの対象可否を確認しつつ、堅実に進めましょう。
まとめ:火災保険の支払いも条件次第で修行対象に
住友ゴールドNLの100万円修行では、原則としてショッピング扱いの決済が対象となります。火災保険の支払いも、その支払い方法によっては対象にカウントされる可能性があります。確実にカウントさせたい場合は、事前に支払先とカード会社に確認することが重要です。
適切な支払いを選んで効率的に修行を進め、年会費無料&ポイントの恩恵を最大限受け取りましょう。
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