土日のATM振込で手数料はかかる？ゆうちょから他行への振込時の注意点を解説

急ぎの支払いが土日や祝日に重なると、「ATMで振込しても大丈夫？」「手数料は？」といった不安を感じる方は少なくありません。特に家賃の支払いや重要な振込を控えている場合には、事前に手数料の有無や反映時間を理解しておくことが重要です。

ゆうちょATMから他銀行への振込は土日も可能？

結論から言うと、ゆうちょ銀行のATMは土日祝日も稼働しています。また、ゆうちょ口座から他行口座（例えばりそな銀行など）への振込も行えます。ただし、いくつか注意点があります。

まず、土日祝日に振込をした場合、即時には相手口座に反映されないことがあります。特にゆうちょから他行への振込は「平日の15時以降や休日は翌営業日扱い」となるため、実際の着金は月曜日になる可能性が高いです。

ATMから振込を行う場合、時間帯や曜日によって手数料が異なるケースがあります。ゆうちょ銀行のATM利用で、ゆうちょ口座からの振込には時間外手数料は基本的に発生しませんが、他行への振込手数料は曜日・時間にかかわらず一定です。

例えば、ゆうちょ口座からりそな銀行へ振り込む場合、通常の振込手数料は以下のようになります。

振込金額	手数料
5万円未満	220円
5万円以上	440円

※手数料は2025年6月時点の一般的な例です。実際の手数料はご自身の取引条件により異なる場合があります。

近年では「モアタイムシステム」という仕組みにより、土日祝日や夜間でも即時入金が可能な銀行が増えています。ゆうちょ銀行もこのシステムに参加していますが、対応時間帯には制限があります。

また、振込先の銀行（今回はりそな銀行）がモアタイムシステムに対応しているかどうかも確認が必要です。対応していない場合は、反映が週明けになります。

「すぐに家賃を支払いたい」「月曜日の午前中には着金してほしい」といった場合、以下の方法も検討しましょう。

ただし、これらの方法も利用時間や上限金額があるため事前に確認が必要です。

ゆうちょ銀行からりそな銀行など他行へのATM振込は土日祝日でも利用できますが、即時反映されるとは限りません。また、時間外手数料は基本的に発生しないものの、振込手数料は発生します。

急ぎの支払いには、反映時間の確認と、可能であればリアルタイム送金に対応した手段の利用をおすすめします。手数料を抑えつつ確実に送金するには、事前の準備がカギとなります。