「アイスもジュースも我慢」「ごほうびが減ってみじめ」——そんな声が増える中、急速に進む物価高が家計に与える影響は深刻です。本記事では、日常生活の中で私たちがやめたこと・逆に始めたことを、実例を交えて紹介します。
やめたこと|まず節約対象になった定番
1. コンビニ通い
手軽で便利なコンビニも、今では「高くつく場所」。おにぎり1個170円以上することもあり、週に何度も通うのをやめてスーパーやまとめ買いに移行した人が多数。
2. 清涼飲料水・アイス
「ペットボトル飲料はご褒美に」「アイスは買い控えるように」など、嗜好品は真っ先にカットされる傾向があります。冷凍庫にストックする習慣をやめた、という声も多く聞かれます。
やめたこと|外食やサブスクも見直しへ
3. 外食の頻度
「月2回の外食がゼロに」という例や、「マックのセットすら高いと感じる」との声も。外食代は真っ先に削る対象に。
4. 動画・音楽サブスク
Netflix、Spotifyなど複数契約していたものを見直し、「1つだけ残して解約」という行動も増加中。
始めたこと|節約しながら生活を保つ工夫
1. 自炊・作り置き
「週末にまとめて作るように」「冷凍おかずで乗り切る」など、食費の抑制と栄養確保を両立させるため自炊派が急増。
2. ポイント・キャッシュレス活用
楽天ポイント、dポイントなどを意識して「支払うならポイント還元ありの方法で」という意識が定着。
始めたこと|副収入や節電も意識的に
3. フリマアプリ活用
不要なものをメルカリやラクマで売って現金化。家の整理も兼ねて一石二鳥の行動です。
4. 電気の使い方の見直し
「エアコンはタイマーのみ」「こまめに電源オフ」「電気代アプリで使用量チェック」など、小さな積み重ねで節電効果を意識。
体験談:29歳・年収250万円男性の声に共感の広がり
冒頭のニュースに登場した男性は「月数百円の楽しみだったアイスやジュースを我慢することが一番つらい」と語っています。
これは贅沢品ではなく、“心のごほうび”を我慢していることへのストレス。多くの人が同様に「気持ちの余裕が減った」と感じています。
小さな我慢でも大きな節約に繋がる
やめることは苦しい反面、新しく始めた行動が節約にも生活の安定にも役立っているという声も増えています。
「我慢するだけでなく、変えていく・工夫する」ことが、物価高を乗り切る鍵になりそうです。
まとめ
・物価高により「やめたこと」はコンビニ、嗜好品、外食、サブスクなど。
・「始めたこと」には自炊、ポイント活用、副業、節電など日々の工夫が目立ちます。
・生活費だけでなく、心のゆとりも含めて、できる範囲で見直す姿勢が共感を呼んでいます。
あなたの暮らしにも、取り入れられる“ちいさな見直し”があるかもしれません。
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