JCBカードの暗証番号入力ミスはどうなる?回数制限とロックの仕組みを詳しく解説

クレジットカード

クレジットカードを利用する際に暗証番号を求められる場面は少なくありません。特にICチップ対応の端末や海外のATMなどではPINコードの入力が必須になりますが、入力ミスが重なると「ロック」される可能性もあり注意が必要です。本記事では、JCBカードにおける暗証番号入力ミスの回数制限や、その後のリセット有無について詳しく解説します。

JCBカードの暗証番号入力の基本ルール

JCBカードでは、ICチップ対応端末での暗証番号入力時に、最大3回までの入力ミスが許容されています。3回連続で誤った番号を入力すると、カード自体がICロックされ、以降の取引ができなくなる仕組みです。

ロックがかかると、サイン決済やネット利用は可能でも、ICチップを利用する取引(ATMや一部店舗)ではエラーが出るようになります。

暗証番号を途中で正解した場合はどうなる?

2回まで間違えた後、3回目で正しい暗証番号を入力した場合はどうなるのでしょうか?この場合、入力ミスのカウントは一旦リセットされるのが一般的です。

つまり、「2回ミス→3回目で正解」となれば、次の利用時にまた0回目からスタートになります。ただし、使用する端末や接続環境によって一時的にエラーが残ることもあるため、不安な場合はカード裏面のJCBサポートセンターに問い合わせると安心です。

ICロックがかかってしまったときの対処法

もし3回連続で誤入力してしまいICチップがロックされた場合は、カードの再発行やIC情報の再設定が必要になります。これには以下のような手順があります。

  • カード会社に連絡(JCBコールセンター)
  • ICロック状態の確認と解除申請
  • カードの再発行または暗証番号の再設定申請

再発行には通常1週間〜10日ほどかかることが多く、再発行手数料(数百円〜1,000円程度)が発生することもあります。

ICロックはどの場面で起きやすい?

ICロックは、特に海外ATMでの利用時や、国内でもIC専用端末で何度もPINを入力し直す場面で発生しやすい傾向があります。日本国内ではサインや非接触決済が主流のため、PIN入力の頻度自体は少なめです。

また、本人が暗証番号を忘れているケースのほか、入力ミスが続いた後にICチップが物理的に劣化しているケースなどもあり、原因はさまざまです。

暗証番号を忘れた場合の対処法

JCBカードでは、暗証番号を忘れた場合に「暗証番号通知書」を郵送で再発行できます。本人確認のうえ、郵送手続きには5〜7営業日程度かかります。

また、変更を希望する場合は「暗証番号変更届」を提出し、郵送または一部のJCB指定ATMでの変更が可能です。セキュリティを考慮し、生年月日や電話番号の一部など推測されやすい番号は避けるのが賢明です。

まとめ:正しい番号を入力すればリセットされるが、過信は禁物

JCBカードの暗証番号は、連続3回までの誤入力でロックされますが、途中で正しい番号を入力すれば回数はリセットされる仕様です。ただし、ロックされた場合の解除には時間も手間もかかるため、普段から正しい番号を確認し、確実に入力することが大切です。不安があれば早めにサポートへ連絡しましょう。

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