ビューカードの更新により、Suicaのオートチャージ機能が突然使えなくなったというケースは少なくありません。この記事では、その原因と再設定の手順を詳しく解説します。
カード更新とSuicaのオートチャージの関係
ビューカードは更新時に新しいカード番号が発行されるため、オートチャージの情報が引き継がれない場合があります。Suicaとの連携情報も旧カードに紐づいているため、新カードでは再設定が必要です。
SuicaオートチャージはビューカードとSuicaが紐付いた状態で初めて有効になります。更新されたカードは、システム上はまったく別のカードとして扱われるため、自動的にオートチャージが継続されるわけではありません。
オートチャージが使えない主な原因
- 新カードでSuicaオートチャージの再登録をしていない
- 旧カードとSuicaの情報が切り離された
- 再設定の手続きをしていない状態で利用を試みている
これらの要因が、オートチャージが機能しない原因になっている可能性があります。
再設定の手順
オートチャージを再開するためには、次の手順を踏む必要があります。
- 最寄りのJR東日本の「ビューアルッテ」設置駅に行く
- 「オートチャージ設定」メニューを選ぶ
- 新しいビューカードを挿入し、Suicaとオートチャージを紐付ける
- チャージ条件(残高やチャージ額)を再設定する
設定には数分程度で完了しますが、本人確認のため暗証番号なども必要になりますので準備しておきましょう。
定期券とビューカードの一体型の場合
定期券一体型のSuicaビューカードを使っている場合でも、カードが更新されたら物理カード自体が変わることがあるため、同様に再設定が必要です。
一体型カードの場合、Suicaの情報も新カードに引き継がれますが、オートチャージ機能だけは別設定なので注意が必要です。
オンラインでできること
一部の情報は「ビューカード会員サイト(VIEW’s NET)」から確認可能ですが、オートチャージ設定自体は駅の端末(ビューアルッテなど)でのみ可能です。
また、ビューカードアプリでもオートチャージの履歴確認はできますが、設定変更はできません。
まとめ
ビューカードの更新後にSuicaのオートチャージができなくなるのは、カード番号の変更によってSuicaとの連携が切れているためです。オートチャージの再設定は駅のビューアルッテ端末で行う必要があります。通勤・通学でSuicaを頻繁に使う方は、早めに再設定を行うことをおすすめします。
コメント