Wiseでチャージ時にVPNは使える?海外滞在中の利用と接続国の選び方を解説

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海外旅行や長期滞在時にも便利なWise(旧TransferWise)は、送金やチャージの柔軟性が高く人気のサービスです。しかし、国外からアクセスする際に「VPNを使っても問題ないのか?」「接続先の国はどこを選ぶべきか?」と不安に思う方も少なくありません。この記事では、Wiseのチャージや操作時にVPNが使えるのか、そして接続国の選び方について、実例を交えながら解説します。

WiseはVPN接続を禁止しているのか?

Wise公式のサポートページでは、VPN自体を明確に「禁止」とはしていません。しかし、不審なアクセスやセキュリティ上のリスクを防ぐために、VPN経由のログインやチャージがブロックされる場合があるという記述があります。

たとえば、普段は日本から利用しているユーザーが突然アフリカや中東のVPNサーバからログインしようとすると、Wise側で「異常な挙動」と認識され、セキュリティ保護のために一時的にアカウント制限がかかることもあります。

VPNを使うときの注意点と推奨設定

VPNを使用してWiseを操作する際は、以下の点に注意してください。

  • 普段使っている国(またはWiseに登録している国)に近いサーバを選ぶ
  • 一貫性のあるIPアドレス・端末を使う
  • アクセス直後に高額の送金・チャージは控える

たとえば、日本に住んでいてWiseに登録した場合、VPNも「日本のサーバ」を選ぶのが最も安全です。接続先が日本であれば、Wise側も「通常通りのアクセス」と認識しやすいため、セキュリティチェックに引っかかりにくくなります。

実例:海外滞在中のVPN利用とWiseチャージ

あるユーザーはフランス滞在中、日本の銀行口座からWiseにチャージしようとしたところ、VPNを使わずにアクセスした際は、フランスからの不審アクセスとしてログインエラーが頻発。そこで、日本のVPNサーバに接続して再アクセスしたところ、スムーズに認証が通過し、チャージも問題なく完了しました。

このように、Wiseは「位置情報やIP情報」を元にセキュリティを判断しているため、VPNを正しく使えばむしろ安全性が増すケースもあるのです。

WiseでのチャージとVPN利用時のリスク

とはいえ、すべてのVPNが安全というわけではありません。特に、無料VPNや出所不明のサーバは次のようなリスクを含んでいます。

  • ログイン情報の漏洩やフィッシング被害
  • 海外IPのブラックリスト化によるアカウント制限
  • サーバ経由によるパフォーマンス劣化(チャージの失敗など)

そのため、VPNを使う場合は信頼できる有料サービス(NordVPN、ExpressVPN、ProtonVPNなど)を利用し、常にWiseに登録した居住国と一致する国を選ぶことが安全に利用するカギとなります。

まとめ:Wise利用時のVPNは“使い方次第”で安全に

WiseをVPN経由で利用すること自体は可能ですが、接続元IPが通常と大きく異なる場合にはセキュリティブロックがかかることもあります。そのため、VPNを使用する際は、Wiseに登録している国(多くの場合は日本)と同じ国をVPNの接続先として選ぶのがベストです。

正しく設定されたVPNは、むしろ海外滞在時のセキュリティ強化や安定した接続に役立ちます。Wiseの口座管理やチャージも安心して行えるよう、VPNの扱いには少しだけ工夫を取り入れましょう。

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