三井住友銀行の新しいデジタルサービス「Olive（オリーブ）」を利用している方の中には、支店名の登録で戸惑うケースも増えています。特に、給与振込口座などにオリーブ支店名が表示されないといった現象があり、不安に感じる方も多いでしょう。本記事では、オリーブ支店の扱いとその解決策について詳しく解説します。
オリーブ（Olive）とは？その特徴と仕組み
「Olive」は三井住友銀行が提供する、口座・カード・証券などの金融機能を統合したデジタル金融サービスです。スマホアプリ中心で完結するのが特徴で、従来の支店型口座とは仕組みが異なります。
Oliveには「オリーブ支店」「オリーブECRU支店」などの支店名が割り当てられますが、これらは実店舗を持たないバーチャル支店です。そのため、登録システムによっては支店名がリストに表示されないことがあります。
給与振込口座への登録がうまくいかない原因
企業の給与システムや公共機関などが使用する口座登録フォームでは、支店名を選択式で入力する仕様になっている場合があります。このような場合、新設されたオリーブ支店がまだ登録リストに反映されていないことが原因で、検索に引っかからないケースがあります。
特に「オリーブECRU」などは2024年以降に新設された支店であるため、給与システムが古い場合は認識されていない可能性があります。
支店コードを活用する裏技的対処法
実は支店名がリストに表示されなくても、支店コードを直接入力することで登録できる場合があります。三井住友銀行の公式サイトやアプリ内で口座情報を確認すると、支店コード（数字3桁）が表示されています。
例：オリーブECRU支店の支店コードが「123」であれば、「三井住友銀行 123」と入力することで、振込先として機能します。支店名の欄に空白や「その他」を選択し、コードだけ指定できる場合もあります。
支店名がどうしても出てこない場合の対処方法
どうしても入力欄に支店名が表示されない場合は、以下の方法が有効です。
- 会社の給与担当者に「支店コード入力での登録は可能か」を相談
- 三井住友銀行に問い合わせて、振込に利用可能な代替手段を確認
- 給与振込用に別の旧来型支店での口座を開設し、一時的に対応する
また、三井住友銀行のサポートチャットや電話窓口でも「給与振込登録ができない件」に関しての問い合わせが多く寄せられており、丁寧な対応が期待できます。
オリーブ口座の反映には時間差があることも
Oliveの口座開設から数日～数週間、システム上での連携が完了するまでに時間がかかることがあります。特に給与振込や公共料金などの“定型フォーマットを必要とする登録先”では、データベースへの反映が遅れている可能性も否定できません。
そのため、口座開設から1週間以上経っても登録できない場合は、三井住友銀行と勤務先の両方に問い合わせることをおすすめします。
まとめ：支店名が出ないときは支店コードで対応可能
三井住友銀行のOlive口座、特に「オリーブECRU支店」などの新しい支店は、登録システム上にまだ反映されていない場合があります。ですが、支店コードを直接入力することで給与振込口座として利用できるケースが大半です。
心配な場合は、三井住友銀行の公式サポートや勤務先の人事担当に問い合わせ、支店コードでの運用が可能かどうかを事前に確認しておくと安心です。今後もOlive口座を便利に活用するためにも、こうした基本的な情報を押さえておきましょう。
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