GMOあおぞらネット銀行は、ネット専業銀行として高金利や利便性の高さで人気がありますが、「手数料は無料って聞いたけど、実際どうなの?」といった疑問を持つ方も多いです。特に、習い事などの支払いで使う場合や、地方銀行からの振込が関係する場合には注意が必要です。本記事では、GMOあおぞらネット銀行を使う際の手数料のかかり方や回避方法について、わかりやすく解説します。
GMOあおぞらネット銀行の基本的な振込手数料
GMOあおぞらネット銀行では、同行間(GMO口座同士)の振込は完全無料です。また、他行宛の振込も、契約している「ステージ」に応じて月1~20回程度まで無料になります。
例として、Visaデビット付きキャッシュカードを保有する「特定のステージ」の利用者であれば、月3回の他行宛振込が無料になります。
GMO口座への入金方法とその手数料
GMO口座への入金には主に2つの方法があります。1つは「他行口座からの振込」、もう1つは「ATMからの現金入金(提携ATM)」です。ただし、GMOあおぞらにはリアル店舗や専用ATMがないため、他行からの振込が主な入金方法となります。
この場合、多くの地方銀行や都市銀行からの振込には手数料がかかります。たとえば、地方銀行からGMO口座へ3万円を振り込むと、振込元の銀行で330円前後の手数料が発生することが一般的です。
手数料を抑えるおすすめの入金方法
手数料を回避・削減するには以下の方法があります。
- GMOと提携するネット銀行からの振込を使う(例:住信SBIネット銀行)
- ネット銀行同士の即時振込サービスを活用する
- 給与振込先をGMOに指定して直接資金を入れる
たとえば、住信SBIネット銀行からGMOあおぞらへ振り込むと、振込手数料が無料枠内で対応できるケースが多いためおすすめです。
習い事などの支払いで使うときの注意点
習い事の支払い先がGMO口座の場合、自分のGMO口座からの振込であれば無料です。しかし、GMO口座を持っていない場合は、入金するためにまず他行から振込する必要があり、その時点で手数料がかかるという点に注意が必要です。
また、GMOあおぞらネット銀行はリアル店舗が存在しないため、ATM入金に対応していない点もユーザーにとっての制限となる可能性があります。
まとめ:手数料を理解してGMO口座を有効活用しよう
GMOあおぞらネット銀行は確かに「無料」で使える場面も多いですが、最初の資金移動には手数料が発生することもあるため注意が必要です。他行からの振込にはコストがかかる一方で、GMO同士の送金や振込は無料なので、うまく活用することでトータルコストを下げられます。
家計管理や定期支払いの口座として利用するなら、振込元の銀行や使用頻度を考慮して、無料枠を賢く使うことがポイントです。
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