銀行口座を利用していると、ふとしたタイミングでキャッシュカードの有効期限が切れてしまうことがあります。そのような状況でも現金を引き出したい場合、どうすればよいのでしょうか?特に印鑑の種類によって対応が異なるため、正しい知識を身につけておくことが大切です。
キャッシュカードの有効期限が切れた場合の対応
キャッシュカードには、金融機関によって設定された有効期限があります。期限が過ぎるとATMでは使えなくなりますが、口座そのものが利用できなくなるわけではありません。
このような場合は、銀行窓口で本人確認書類と届出印を持参すれば現金の引き出しは可能です。仮にカードの再発行を希望する場合も、その場で手続きを取ることができます。
「12mmのプラスチック印鑑」は使えるのか?
銀行に登録している印鑑(届出印)が12mmのプラスチック製であっても、原則としてその印鑑が登録されているものであれば使用可能です。
ただし、シャチハタなどのインク内蔵式スタンプ印は、銀行では一般的に使用不可です。プラスチック印鑑であっても、朱肉を使うタイプであれば受付可能なケースが多く見られます。
現金引き出しに必要な持ち物一覧
キャッシュカードなしで現金を引き出すには、以下の持ち物が必要です。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 届出印(銀行に登録した印鑑)
- 通帳(必要な場合あり)
一部の銀行では、キャッシュカードがあれば通帳や印鑑が不要な場合もありますが、有効期限切れ時は厳格な対応になることが多いです。
銀行窓口での流れと注意点
窓口では、簡単な申請書に記入し、身分証と印鑑を提示します。印鑑が一致しない場合は、再登録や再発行の手続きが必要になることもあります。
また、混雑する時間帯(平日午前や昼)は避けるのがベターです。時間に余裕を持って来店しましょう。
印鑑の再登録や変更が必要な場合
届出印を紛失した場合や、登録内容を変更したいときは、本人確認書類+新しい印鑑+口座情報が必要です。手続きには数十分かかることがあります。
変更手続き後は、新しい印鑑が正式な届出印として登録され、今後の手続きに使えるようになります。
まとめ:カードがなくても焦らず対応すれば大丈夫
キャッシュカードの有効期限が切れても、銀行窓口で適切な手続きと必要書類があれば現金は引き出せます。プラスチック印鑑も登録されているものなら基本的に使用可能です。
今後のためにも、印鑑や本人確認書類の管理をしっかり行い、定期的なカード更新情報を確認することが安心につながります。
コメント