PayPayを使ったソフトバンクの支払いでは、利用する残高の種類によって支払い可否が異なる場合があります。特に「マネーライト」や「PayPayクレジットカードでチャージした残高」がどのように扱われるのかは混乱しがちです。この記事では、PayPayの残高区分とソフトバンクの決済条件について詳しく解説します。
PayPayの残高は4種類に分類されている
PayPayで利用できる残高には以下の4つの種類があります。
- PayPayマネー：本人確認済アカウントで銀行口座などからチャージ
- PayPayマネーライト：本人確認未済アカウントでチャージした残高（例：ソフトバンクまとめて支払い）
- PayPayポイント：キャンペーンや還元で付与されるポイント
- PayPayカード引き落とし：チャージレス支払いのクレジット払い
このうち「PayPayマネー」と「PayPayカード引き落とし」がソフトバンクの支払いで利用可能な手段として明確に認められています。
PayPayカードでチャージした残高の扱い
PayPayクレジットカードを使ってPayPayにチャージした場合、その残高は「PayPayマネーライト」として区分されます。つまり、本人確認を完了していない状態でのチャージはマネーライト扱いとなり、ソフトバンクの携帯料金や関連サービスの支払いには利用できません。
本人確認を完了させたうえで、銀行口座やヤフオク売上金などからチャージした場合は「PayPayマネー」扱いになり、これであればソフトバンク決済に利用可能です。
PayPayの支払い方法とソフトバンクの対応可否
| 支払い方法 | ソフトバンク決済での利用 |
|---|---|
| PayPayマネー（本人確認済） | ◯ 利用可能 |
| PayPayマネーライト（本人確認未済） | × 利用不可 |
| PayPayポイント | × 利用不可 |
| PayPayカード（チャージレス決済） | ◯ 利用可能 |
この表のとおり、PayPayでのチャージ方法や本人確認の有無によって利用可否が分かれます。
PayPayマネーにするには本人確認が必須
「PayPayマネーライト」を「PayPayマネー」に変えるには、PayPayの本人確認を完了させる必要があります。方法は以下の通りです。
- PayPayアプリ内「アカウント」から「本人確認」へ
- 運転免許証やマイナンバーカードを撮影・提出
- 審査後、本人確認済みアカウントへ切り替え
この作業を行うことで、銀行口座からのチャージなどがPayPayマネー扱いとなり、ソフトバンクへの支払いにも利用可能となります。
まとめ：ソフトバンクの支払いに使えるPayPay残高は限定的
ソフトバンクの支払いで使えるPayPay残高は「PayPayマネー」および「PayPayカードによるチャージレス決済」に限られます。PayPayクレジットカードでチャージした残高は「マネーライト」として扱われ、支払いに使えません。
支払い用途に応じて適切なチャージ方法を選ぶことが、スムーズな決済に繋がります。本人確認を済ませ、PayPayマネーを使えるようにしておくのが安心です。
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