InstagramなどのSNS広告からアクセスした海外ファッション通販サイトで、意図せず注文してしまった経験を持つ方が増えています。特に「購入履歴が突然消える」「メールの返信がない」といったケースでは、詐欺や個人情報流出のリスクも否定できません。この記事では、怪しい通販サイトで注文してしまった場合に取るべき緊急対策を、実例を交えてわかりやすく解説します。
まず確認すべきこと：本当に注文が完了しているか
注文完了メールが届いている場合、購入手続きが実行された可能性が高いです。メールが届いていない場合でも、決済処理が行われている可能性がありますので注意が必要です。
また、購入履歴のページが突然消えるのは、詐欺的なサイトでよく見られる特徴の一つです。正当なサイトではまず起きません。
いますぐやるべきクレカの対応
1. カード会社に連絡し、状況を説明する
クレジットカードのカスタマーサポートに連絡し、不正利用の可能性があることを伝えてください。カード停止や再発行の相談が可能です。
2. 利用明細を確認する
不明な決済が行われていないか、オンラインで明細を即確認しましょう。万一、怪しい請求がある場合は異議申し立てができます。
3. 今後の引き落としにも注意する
一度カード番号が流出すると、時間差で請求が発生するケースもあります。数ヶ月間はこまめにチェックを続けましょう。
キャンセルできる可能性は？
詐欺サイトではキャンセル手続きができない、あるいは「キャンセル不可」と書かれていることが多いです。このような場合は自力でキャンセルを試みるよりも、カード会社を通じた請求停止（チャージバック）手続きの方が確実です。
一方、正規サイトであれば「キャンセル専用フォーム」や「注文ステータス確認ページ」が用意されているのが一般的です。見つからない場合は要注意です。
実例：実際に購入してしまった人の体験談
20代女性・Aさん：「インスタ広告から飛んだ洋服サイトで注文。メールが来たのに、問い合わせしても返信なし。カード会社に連絡して停止＆再発行してもらいました」
30代男性・Bさん：「商品が届かないどころか、翌月に謎の海外決済が数件発生。即カード停止し、チャージバックでなんとか返金されました」
そもそも安全なサイトを見極めるには？
- 会社概要がない・日本語が不自然
- 返品・配送ポリシーが曖昧
- 支払いがクレジットカード決済のみ
- メールアドレスがGmailやYahooなどのフリーメール
上記のような特徴があるサイトは特に注意が必要です。
まとめ：被害拡大を防ぐために今すぐ行動を
もし怪しい通販サイトで間違って注文してしまったら、第一にクレジットカード会社へ連絡し、必要に応じて停止・再発行を行うのが最善策です。キャンセルの可否にこだわるより、被害を最小限に抑える行動を取りましょう。万が一の事態に備え、今後は信頼できるサイトでの買い物を心がけることも大切です。
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